お引っ越し。
おはようございます。
やっと、抜け出せました。
王子との話し合い?
しばらくして王子が帰って来た。
アンさんにメイの新しい仕事相手の事を伝えたようだ。
そして、ついでに私の事も。
「アンには、お前の事を伝えたから今日から軍の寮へ入れ。」
とイキナリ言われた。
いきなり今日ですか・・・。
「別に軍に所属するからって、寮に入れなくても俺の家にくれば良いじゃないか!部屋も余ってるし。」
「駄目だ!!マヤが嫌がっているんだ。そんな事出来るか!」
さっきは、私に結婚ほのめかしたくせに・・・。
まぁ先輩と買い物行くほどの仲になったって事は、まだこの王子知らないんだよね。きっと・・・
とりあえず、
「先輩とは、この前買い物一緒に行きましたけど?」
とちょっと反抗。
「そういえば、そうだったね。帰ってきてから少しづつユミの事も話してくれるようになったよ
仲良くなれたんだね♪」
お兄ちゃんも援護してくれて、
「しっしかし・・・」
「2人仲良くなったんなら問題ないですよね(笑)」と、王子が反論する間もなくたたみかけ
了承をえた。
そして、「じゃ、早速引っ越しはじめちゃいますね!それでは、失礼します。」と、
お兄ちゃんと私は、退室し早速荷物をまとめに向かった。
メイと私の部屋に着くと早速荷物をまとめる。
この間買った、大きめな袋に荷物を次々に詰めていく。
この間買い物をしたと言っても基本的にまだまだ私の荷物は少なく袋2枚にまとめただけで済んだ。
これなら、持って帰れそうだ。
そして、荷物をまとめ終わると、メイに事情説明。
風耶とは以前会っていたのでお互い顔見知りなので特に驚くこともなかった。
ただ、仕事と生活が一緒に出来なくなるということが寂しいと言ってくれた。
私もメイは、この世界で初めての大切な友達で仕事仲間からメイと離れるのは寂しかった。(本当は仕事も辞めたくなかったケド・・・(泣))
「仕事仲間でなくなっても友達でいてくれる?」と聞くと、
「もちろん!」と笑顔で言ってくれた。
またお互い休日に遊ぼうと約束をして、お兄ちゃんの家に向かった。