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18 男女半分
よろしくお願いします。
珍しく、その夜は女性客が半分を占めていた。
だからと言って、あの暖炉のある部屋で語り出したのが女性であった、と言うことでもない。
彼曰く、ちょっとした事業の成功者だそうだ。
このメンバーの中では、一番若くはないだろうか。
その夜も、オイルランタンの焔が燃え、部屋の中はオレンジ色に揺れていた。
最年少に見える彼は、しっかりとネクタイを締め、蝋燭とランタンの火で温もった部屋のせいであろうか、少し額に汗のようなものが光るのが見えた。
ありがとうございました。




