case:74 【期末・冬の陣の場合】 Act.3
平成最後の投稿!!
特に意味はないです。
小鳥遊さんにもらったチケット、開催日時を見ると1月の15日。
年明けライブとはいた物の、学校が始まる寸前である。
よくやるなぁ、と感心半分これなら冬休みも特に予定がいっぱいいっぱいになることもない安心半分といったところである。
とはいえだ、小鳥遊さんが私のことを友達と思っていたとは結構驚きが大きいというか。
まあ、ぶっちゃけ私達友達だよね?なんて正面切って聞かなくてもなっている。
っていうのが友達の定石だ~なんてのはよく聞く話ではあるが、いざ自分の身に起きると何とももやっとしたものがある。
何て悶々と考えていては読書も進まないというもの。
「あれ?珍しいねお京さんが本に集中できてない」
そんな光景はやはり違和感いに思うのだろうよっちゃんが声をかけてくる。
宝月弥生、こいつに関しては長いこと幼馴染をやってきているわけだし友達、と言っても可笑しくはないのだろう。
けれども何だろうか、なんか釈然としない。
「いや、そんなに見つめられても困るぜ、お京さん?」
「・・・よっちゃんやい、友達って何だろうね」
ぽっと頬を染めながら言うよっちゃんに少し考えたが、思い切って質問を投げかけてみる。
「あら、珍しいことで悩んでるね。いつもなら興味ないとかって言いそうなのに」
あっけらかんと言ってのけるよっちゃん。
確かに、今までは別にそういうことを気にしたことがなかった、というかそこまで人づきあいがなかった、というか人づきあいさせてくれなかったというのが正解か。
そうかこの状況姉妹のせいか。
何てお約束はおいておいて、真面目に考えよう。
「ま、京ちゃんがそういうこと考えだしたっていうのはいい兆候なのかねぇ」
「?」
確かに今まで私は興味なし、と一刀両断してきたがそこまでしみじみというほどのものだろうか?と首をかしげてみるも「なんでもな~い」とはぐらかされてしまう。
まぁ、こういうのが友達なんだろうなというのはわかる、けどなぁ。
「よっす藤間、26日空いてる?」
そんな時ギャル子さんもとい藤崎さんが声をかけてきた。
学園祭の一件からちょくちょく話すようになってきている彼女。
思えば去年と違い今年に入ってから話相手が増えているような気が、っていうか確実に増えている。
それもわざわざこんな私に向うから話かけてくるのだから驚きである。
「空いてるけど、なに?」
「なにってパーティー。だからよっちんも開けといてね、皆でクリスマスパーティーだから」
いやおいおい、突っ込みどころが多すぎて追い付かないぞ。
まずいつからそんなによっちゃんと仲良くなってる?ってそれはいつもか。
じゃあそれはいいとしてなんか勝手に予定組まれてない?拒否権無い感じでしょ今の。
よっちゃんも何当たり前みたいな感じでOKしているの?
と慌てているうちにギャル子さんはどこかへ。
「まぁ、あれも友達の一つの形ってことだよ」
何てよけい混乱。
というか、小鳥遊さんからは直接きいたが藤崎さんまでそう思っているとは限らないのに断言しているよっちゃん。
やっぱり友達って買って絵にできている物なのだろう。
・・・不本意な気がしないでもない。
のは黙っておこう。
それにしてもこちらも相変わらず冬休みに予定を勝手にぶち込んでくる。
あれ?なんだかいやな予感が。
「京様~」
ほら来たよ。
これだ、生徒会の仕事がなくなったとたん毎回来るこの人のことを忘れていたよ。
「おっ姉さま~」
しかも混ぜるな危険人物まで来てるよ?どうしよ。
って気づいたらよっちゃnいなくなっているし!あいつこういうときだけは素早いんだから。
「き、貴様は!!」
「ふ、藤間妹!?」
高嶺先輩はこうばつが悪そうな顔で、妹はゴキ〇リを見る目でお互い見つめ合っている。
そして何やら私をよそに冬休みの予定について言い争っている。
毎回飽きないものだ。
「ケイ~」
「おわっ」
何て考えていると急に後ろから抱き着かれた。アヴィさんである。
「ケイは初詣ワタシといきまショウ!!」
「「初詣はボク(私)と!!」」
なんだかんだいつもと同じ騒がしい日常へ。
というかどいつもこいつも勝手に私の冬休みの予定を決めないでほしい。
冬は寒いから家でゆっくりしていたいのにまったく。
けど、どこかまんざらではないとおもっているのが悔しいところだ。
ま、そうこう悩む間もないぐらの方が私としても有難いってところか。
あんまり考えすぎて空回りしても意味ないからな。
ただ
「ケイはワタシのデス!!」
「京様は私の京様よ!!」
「ふっざけんなこの(自主規制)野郎どもが!」
自分を取り合って喧嘩しているのを見ると胃の当たりがチクチクしてくるのが気になってしまう。
最近市販の胃薬聞かなくなってきたんだよな~。
ふぅ、一度病院にかかろうかな。
感想等ありました気軽にお願いします。




