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カード顕現~眷属だけが頼りです~  作者: えでぃ
2章 世界の状況
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閑話 ペルソナ・クラウン


真っ白な部屋に『泣き笑いのピエロ(クライン・クラウン)』が顔と体の輪郭が浮かんでいた。


『本日はりんちゃんの企画、「ブラッディ・ダイヤを作ってみよう」の企画ですね』


昔の日本のテレビみたいなテロップが映し出されるとそれをつかんで投げて見せた。


『さて、それではりんちゃんにこの企画の趣旨を説明してもらいます。ぱちぱちぱち』


『その嘘くさい演出やめなさいよ』


『本日の内容はこちら』


『人の話を聞けぇ』


編集で加えてるのか画面の外から文字を引っ張ってくる演出をしていた。


『ほらりんちゃん撮影中だよ』


ため息をつくと編集で加えてるはずの文字を読んでいく。


『1,血だけを集めてダイヤモンドを作る。

2,どのくらい必要かわからないのでできるだけ多く集める。

3,オーストラリア中部ピーターマンにあったQ型ダンジョンから出てきた『カタカタ(仮)』を倒して搾り取る(ヴァイス)

4,血の中から炭素を取り出しダイヤモンドにする。

5,完成。』


『その通り、今回の『カタカタ』は正式な名前がまだない新種のモンスターでぇすね。背は低く大きな顔が特徴で手足の関節部に木で作った筒を付けているため動くたびにカタカタとなるため、そう呼ばれているんですよ』


顔だけが文字の前に出てるように見え、見ている方は不気味に感じた。


『それではヴァイスを引き連れて向かいますよ』


泣き笑いのピエロ(クライン・クラウン)は暖簾をくぐりような動きをすると風景が映し出された。


そこに見えたのは『エアーズロック』の名でよく知られる『ウルル』が鎮座しており、ウルルの頂に無数の影がうごめいていた。


『さあ、血を集めますよ』


そこからの映像は通常ならばモザイク処理が行われるような凄惨なものとなっていた。


血肉が飛び散るが、なぜか血だけは、ウルルの頂に水滴のように集まっていた。


『さあ、この集まった血から炭素だけを取り出していくよ』


血肉が飛び散るくらいの殺戮を行ったはずなのに一切汚れのない泣き笑いのピエロ(クライン・クラウン)の陽気な声とともに『 to be continued 』の文字で動画は終わった。




ついでに、血から炭素を取ってダイヤモンドを作る動画より殺戮シーンがあったこの動画の方が多く再生されたいる。

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