逃避行その11*臨床心理士Uさんへ……先生について
Uさんへ
はじめてお会いした時、私がひどく興奮してひどい状態で、両親は落ち着いた状態だったので、その印象が先生の中で今でも強いのではないかな、と思うことがあります。
先生からしたらキチガイの娘と冷静な両親というふうに見えたのかもしれません。
例えば、就職のことで言うと、私からしたら「両親に就職を邪魔され続けた」といった感じなのですが、そのことを先生は「両親は冷静に娘を観察して就職できる状態ではないと判断したから就職を阻止した」というふうにとらえられておられるように思えます。
前回のお話しでも「この先バイトを頑張ったりして娘が自立できるという説得力を両親に見せると自立を反対しないかもしれない」というような話になったのですが…………先生、うちの親はそんな親ではありません。1度会っただけで何故そう言い切れるのでしょうか?おそらく初対面時の印象を今でも引きずられておられるのではないかな?と思います。
両親は「私が心配だから就職をとめた」と口では言い、深層心理では「娘がいなくなったら支配できる人間がいなくなるから困る」と思っているような親です。
それを「あなたは両親に対していい思い出がないから」とか「あなたは思い込みが激しいから」と先生はおっしゃって片付けるかもしれません。
先生、たしかに私は思い込みが激しい女ですが、ここに関しては思い込みというより、長年一緒に両親と暮らしてきて両親をあらゆる方向から観察して出した結論です。
なので、冗談でも軽く「それはあなたの思い込みで両親は心配している」なんて言わないでください。
前回私が「就職のはじめのほうだけでも両親の援助を受けたい」という旨を話した時、先生は「それは本当の意味での自立ではない」というようなことをおっしゃいましたが、高校生だって自立する時には親の援助を受けるでしょう? そして最終的には完全に自立していくでしょう?
正直先生のお話を私は「おかしい」と思いましたが、先生の機嫌をそこねたくなかったので顔にも出しませんでしたし、口にも出しませんでした。
前に先生にお電話した時に「就職したいと言うくせに、何年も行動せずに騒いでいるのだろう?」というような内容を言われたことがあり、ずっと腹が立っています。
私は私なりに就職しようと頑張ってバイトしたり、仕事を探したりして両親に滅茶苦茶にされたので。
「なにも努力もしないで就職したい怠け者」と言われたような気持ちになりました。
先生の中では両親が現実を見ていて、私は夢ばかり見ている甘ちゃんなのではないでしょうか?
そういうふうに見下されているような気がします。
そういうこともあって先生のことは今でもかなり警戒しています。
Uさんのことは警戒していないので、Uさんにならお話しできると思い、思い切って書きました。
先生に対しては未だにひどく緊張していますし、顔色を窺っているようなところがあります。
特に薬についてと、両親について否定的な話になると先生が怒ったような雰囲気になる気がしています。
*Uさんへ補足です。
初診の時にネットストーカーの話をしたので、先生は統合失調症による妄想だと思われたらしいです。
それも重症だと…………。
初診時に先生から「ドグマチール飲んだことがある?」といきなりメジャーを処方されたことがあるだろうというような扱いで聞かれたので、正直その時はとても引きました。
「ああ、この人は私の話を妄想かなにかと思っている」と。
しかし、当時辛い状況を吐き出す場所がなかった私は「妄想と思われてもいいや」と思って思いっきり吐き出したのでした。
そしてメジャーを処方されたのですが、処方されたメジャー(クエチアピン)がたまたま体に合わず、先生への不信感をあらわにしたことがあったので、私が薬に対して否定的な話をすると先生の機嫌が悪くなるのかもしれません。
先生への不信感があらわになったのは、その時薬が合わなかったのもありますが、前に通っていた精神科の先生達の処方が滅茶苦茶だったり、当たられたことがあったので、今度は大丈夫だろうかとかなり警戒していたせいです。
先生の、1人の人間としての人間性自体に不信感があったわけではないです。
精神科医という職業に不信感がありました。
2018年2月22日




