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精神科医への手紙  作者: 新兎和真
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逃避行その10*先生へ

先生へ


2月9日の夜中、父が酔っ払って帰ってきました。

風呂場で大声で叫んだり、なにか暴れて倒すような(おそらくシャンプーのボトルなど)音が頻繁に聞こえてきたので、その日調子の悪かった私はさらに具合が悪くなり、口の奥がガタガタ震えて止まりませんでした。(薬は飲んでいました)


父が寝てから母に話しましたが、「あんたの話を聞くほうが具合が悪くなる」「お父さんはストレス溜まっているからしょうがない。あんたも叫ぶことがあるじゃない」などと言って不機嫌になりました。

私はただ嘘でもいいのでその場だけでも「辛かったね」と慰めてもらったり、味方してもらいたかっただけなのです。


明らかに父はシャウトしたり大声で歌っていたのですが、母には「大声で歌っていなくて鼻歌だった」と嘘を言ったみたいです。(母はリビングにいたのですが、風呂場から遠いので風呂場の騒ぎが聞こえないのです。私の部屋は風呂場に近いのでよく聞こえます)


その時の私はちょっとした音でも敏感になっていて、二階にいる父の身動きをする音まで誇張されて大きく聞こえ、ビクビクなっていました。

そのことを母に話すと「あんたが1階から2階へ行ったり来たりする音よりもまし」と言われました。

具合が悪くなっている娘をさらに責め立てることをしないでほしいことを母に伝えましたが、母は「自分は何も悪くない」と主張したり、自分の都合のいいように話を変えたりして、私の頭がごちゃごちゃになって混乱するように仕向けてきました。


そういう時の母は、私が話しはじめようとしていてもお構いなしに噛みついてきます。

つまり2人の人間が全く別々のことを叫んでいるわけで、話が噛み合わないし、そういうことをする母は私と分かり合う気がないのではないかと思ってしまいます。


母は脅すように私のせいで具合が悪くなったから「明日からあんたとは話をしない」と言ってきました。

それがひどく具合い悪かったです。

母は私の具合が悪くなるツボをよく知っているので、自分の思い通りにならないと私を傷つけることを言ってくることが多いです。


娘を傷つけても平気なのは、親から逃げられない状態だから安心しているのかもしれません。

逃げられない状態に追い込んで支配したいのかもしれないです。

正直どうすれば影響を受けないようにできるのかわかりません。

こんな強力な両親に挟まれていたら、たとえ他の人達でも1人だとどうすればよいのかわからなくなると思います。


2018年2月15日

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