↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
W  作者: maow
56/175

W 第一部 第二話 34

夜も更けてきたころ

あるホテルに泊まる男の携帯が鳴った

「こんな時間に何の用だ」

「なんだよ、その口のきき方は」

声だけを聞くと、かなり年のいったおっさんと思われるが、実際はそこまで年はいっていない

「あんたにだけは言われたくない」

男の口調は呆れていた

「なんだと、相変わらず減らず口の減らねえガキだなあ」

「で、用件は」

別に忙しいわけじゃないが、長くこのおっさんと話していたくはない

「お前、会議欠席したろ」

「ああ、用があってね」

「何の用だよ」

「言うわけないだろ」

「ま、そりゃそうだ」

さっきまでと異なり、冷静に話を進めるおっさんに、男は警戒する

「何、そう構えるなよ、ただ今回の会議でUAが世界連合へ加入する方向になったことを教えてやろうと思っただけだ」

おっさんは男の警戒もお見通しだと言わんばかりの口調で嘘の要件を伝える

「そんなこと、後で通達が来るだろ」

「そりゃ、そうだが、一刻も早く知りたいかと思ってね」

「もう切るぞ」

「ちぇ、愛想の悪いガキだぜ、全く、せっかく人が親切で教えてやろうと思ったのに、わあったよ、もうてめぇには二度と電話しねえ」

そう言って、おっさんは一方的に電話を切った


なにがしたかったんだ


おっさんは誰もいない寝室で電話をかけた後

しばらく、目をつぶっていた、そして、さっと、飛び起きると、うるさい奴らが集まるリビングに向かった


「おい、ラヴ、頼みがある」

「へ、あたし」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。