W 第一部 第二話 18
「優、あんたどこ行ってたのよ」
いなくなった優を彩夏たちは探していたが、結局見つけられず、あきらめて部屋に戻ってきたら、お茶を飲んでいた
「けっこー探したんだよー」
「まったく」
冬華も秋も優が見つかって安心したようだ
「あーごめんごめん、ちょっとアリサに呼ばれちゃって」
優が軽い謝罪を言うも、聞き捨てならない名前が
「アリサって、アリサ大使、なんであんたが呼ばれたのよ」
「いや、理由は言えないんだけど、アリサすっごくいい人だった」
全然話が見えてこない、というか入ってこない
「いや、あんたアリサって」
「いーじゃん、本人にいいって言われたもん」
「はあ、あんたは全く」
いろいろ聞きたいことはあるんだけど、もうなんか、どうでもよくなってきた
「ねえ、それよりみんなで露天風呂行こうよ」
「お、おい護衛の任務中だぞ」
優が露天風呂へみんなを誘うも、秋が反対する
「えー、でも部屋にお風呂ついてないよ」
「風呂など2,3日入らんでも死なん」
「いやー、それはちょっとー」
「秋、ごめん、私もそれは・・・・」
「え、」
秋の発言に、冬華と彩夏は引いていた
それを感じた秋は、かなりのショックを受けてしまった
「じゃあ、あきあきだけお風呂なしね、よーし、じゃあ3人でお風呂入りに行こう」
「ち、ちょっと待て」
とっさに秋は、自分を置いて露天風呂へ行こうとする優の肩をつかんでいた
「わ、私も行く」
いや、そんな目を潤ませなくても




