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内心山・虚娯
内心山
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茫茫消息細辛艱
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世亂安愉塵外閑
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草木芳華遙日愛
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泰然唯入内心山
【句形】
七言絶句、平起こり、上平15刪(艱、閑、山)
【語釈】
消息――おしらせ、ニュース。
【訓読】
茫茫たる消息 辛艱に細かく
世乱 安くにか塵外の閑を愉しまむ
草木芳華 日に愛するに遥かなり
泰然として唯だ入る内心の山
【大意】
情報は広々として錯綜しており、
この世が乱れていてはどこに俗世を離れた静けさを楽しめというのだ。
木や花を愛する日々もすでに遠くなった。ただ心の中の山に入るしかないのだ。
虚娯
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奇好丘不語
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自著亂神書
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仙窟酣逢會
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讀莊心晏如
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桃林思不誌
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三國喜英初
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固遠氣情激
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何驚故事虚
【句形】
五言律詩、平起こり、下平7魚(書、如、初、虚)
【語釈】
桃林――桃花源記
【訓読】
奇しくも丘の語らざるを好み
自ら著す乱神の書
仙窟 逢會を酣み
荘を読めば心晏如たり
桃林 誌されざるを思ひ
三国 英を喜ぶ初めなり
固より気情 激しきに遠きも
何ぞ驚かむ 故事の虚しきに
【大意】
孔子が語らなかったはずの怪力乱神の話を私は作っている。
そういった話は空虚であるはずだが、大いに感情を揺さぶられるのはどうしたことだろう。




