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ケイレン
おじいちゃんはもうおじいちゃんのお家に居ない。
居ることが出来なくなってしまったのだ。
病気が進行し、体も弱っていた。
もちろん、その頃のわたしは小学生。
そんな事は知らない。解らない。
週に一度おじいちゃんのお見舞いに行く。
まだそれなりに元気だ。
一緒にお菓子を食べたりお喋りしたり・・・
だがおじいちゃんに小さな異変が生じた。
ケイレン。
意識していないのに勝手に足が動く。
わたしがさすると次第に収まってゆく。
しかしやめるとまた動く。
ここから始まった。
―
おじいちゃんとはだんだんと会話が出来なくなった。
声が掠れ、前よりも痩せた。
ベッドで寝たきりなので体制が変えづらい。
なのでわたしはいつも痛み止めを塗ってあげていた。
そこで解るのだ。
ーおじいちゃん・・・死んでしまうの?
おかあさんにも言われた。
『もう、長くないかも』
でもお見舞いに行くとき確かにおじいちゃんがいる。
存在がある。
しかしおじいちゃんはその時から死と隣りあわせだった。
長い間の放置すいません;;




