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約束  作者: 歪魅
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8/9

ケイレン

おじいちゃんはもうおじいちゃんのお家に居ない。

居ることが出来なくなってしまったのだ。


病気が進行し、体も弱っていた。


もちろん、その頃のわたしは小学生。

そんな事は知らない。解らない。


週に一度おじいちゃんのお見舞いに行く。

まだそれなりに元気だ。

一緒にお菓子を食べたりお喋りしたり・・・


だがおじいちゃんに小さな異変が生じた。

ケイレン。

意識していないのに勝手に足が動く。

わたしがさすると次第に収まってゆく。

しかしやめるとまた動く。


ここから始まった。


おじいちゃんとはだんだんと会話が出来なくなった。

声が掠れ、前よりも痩せた。

ベッドで寝たきりなので体制が変えづらい。

なのでわたしはいつも痛み止めを塗ってあげていた。

そこで解るのだ。


ーおじいちゃん・・・死んでしまうの?


おかあさんにも言われた。

『もう、長くないかも』

でもお見舞いに行くとき確かにおじいちゃんがいる。

存在がある。


しかしおじいちゃんはその時から死と隣りあわせだった。

長い間の放置すいません;;

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