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怪物少女  作者: カナデ
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第19話 トラブル

毎回挨拶するのに疲れました。クリスティアです。


主人公の特性発動!

途中で話題もなくなり、2人はしばらく無言で歩いていた。


この沈黙が苦になるという訳でもなく、僕らはしばらく黙ったままだった。


そんな感じでしばらく歩いていたが、ふと白い少女の事を思い出す。


奈々に相談しようかとも思ったのだが、少し考えて、止めた


話してもあまり意味がないことだと思ったからだった。


そう思った理由は特にない。


だが気になってはいるので、明日4人揃った時に言うつもりだ。


といった感じに考えていると、いつの間にか家に帰りついていた。


「それじゃあ、また明日。」


「うん、また明日。」


家の前で別れ、僕は家に入った。


「お帰りなさい。今日は遅かったわね。」


玄関で靴を脱いでいると、台所から母の声が掛った。


「今日は奈々と一緒に部活の見学をしてたんだ。」


放課後のことを軽く話す。


「先にお風呂、入ったら?」


母がそうすすめたので、


「そうする事にするよ。」


僕はお風呂に入る事にした。


お風呂で体を洗っていると、ふいに脱衣所に人のいる気配を感じた。


誰だろう?と体を洗いながら思っていると、唐突にお風呂場のドアが開いた。




入ってきたのは、バスタオルのみを身に纏った理李だった。




「………………………………………。」


「………………………………………。」


お互いの間に沈黙が下りる。


どうやら、理李は誰も入っていないと思って入って来たらしい。


「あ、お兄ちゃん先に入ってたんだ。ごめんね、いきなり入ってきて。」


理李は慌てた様子もなく笑顔でそう言った。


そうだ、理李はこういう子だった…。と、内心で頭を抱えつつも


「大丈夫だよ。出来ればそのままドアを閉めてくれるとありがたいんだけど。」


理李の方を向かないようにしつつそう言うと、


「あ、折角だから背中流してあげる♡」


「人の話聞いてた?!」


…全く聞いてはいなかった。


しばらく拒否し続けていたが、有無を言わせない迫力に結局押し負けた。


という訳で、僕は理李と一緒にお風呂に入る羽目になった。


僕は諦めた表情で理李に背中を洗われていた。


「お兄ちゃん、逞しくなったね。」


何気ない感じで理李がそう呟いたので、


「もう高校二年だからね。」


と返した。


その後はお互いしばらく無言だったが、不意に理李が


「よし、シャワーかけるよ。」


と言って、僕の背中を流した。


「じゃあ、今度はお兄ちゃんに洗ってもらおうかな?♪」


理李が唐突にそう言い、僕は慌てた。


言わずもがな、理李はもう中学2年なのだ。


そんな事をしたら、なんだか社会的に抹殺されそうな気がした。


だが、


「洗ってくれないと叫ぶよ?」


と笑顔で言われた(脅された)ので、素直に従う事にした。


「じゃあ、洗うよ?」


「お手柔らかにお願いします♪」


僕は緊張しながらも、理李の背中を洗う。


「んっ…もうちょっと優しくして?///」


「っ!ごめん!」


理李が甘ったるい声をあげ、僕はドキッとする。


いつの間にか理李も女っぽくなったな…。


そんな事を考えながら、僕は理李の背中にシャワーをあてる。


「じゃあ今度は前も「流石にもう出てくれないかな?」」


理李が何かを言う前に被せてそう言うと、


「嫌だ♪」


笑顔でそう言われた。


流石にそれをすると危険な気がしたので、必死に説得すると、


「むう…しょうがないなぁ」


渋々ながらも納得してくれた。


「久しぶりに洗いっこできたし」


と最後にそう言って、理李はお風呂場を出た。


そしてしばらく、僕は赤い顔のまま湯船に浸かっていた。

やっぱりラッキースケベは主人公の特権


5/14追記


作者名をカナデに戻しました。

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