第8話 戦いの朝
プロローグから第二章5話まで、書き直しました。
設定など一部変更しました。
日の出までにはまだ時間のある早朝、誰も目を覚ましていない誰も村の中を歩いていない中で、1人の男の子がイサーラ村の大通りを歩いていた。
イサーラ村は、滅多に雨が降らないがこの日は、夜中に少し雨が降ったので気温が少し下がり清々しい朝を迎えていたので、軽く散歩をしながら大通りを歩き東門への道を歩いている男の子は、ソティアスであった。まだリキド・フォルティスとイルマ・フォルティスとの間に養子関係に無いので、ソティアス・フォルティスと名乗れないでいた。現在のソティアスの”身分記録カード”には、こう記載されていた。
”ソティアス・ファートゥス”
出生月:5月 年齢:12才
種 族:人族
出身地:・・・・・・
現在地:・・・・・・
父 :・・・・・・
母 :・・・・・・
身分 :一般
もう一度養子縁組をしてソティアス・フォルティスに戻るが元々のソティアス・ファートゥスのままでいくが迷っていた。2人の姉ミールとエストとあとは、ラピスが怒りそうだが上手く説得出来れば何とかなりそうと本人は全然気にしていなかったがイルマを回復させたら何を言われるのが分からなかったことが心に引っかかっていた。
6~7年間、本当の息子以上に育ててくれたことに恩を感じているし感謝もしているし尊敬もしている。父リキドと一緒に生活した数十日間だけであったが何処の誰がわからない赤ん坊を息子と認めてくれたことに感謝し尊敬もしている。色々と考えると一番恩と感謝を感じている人物がミールである事に気がついた。あの日、捨てられた日にミールがいなかったら動物が魔獣魔物に殺されていたのは確実だったので、ミールが悲しむ姿を一番見たくなかったので、フォルティスに戻るべきだと想いに至っていた。
「ソティアス・フォルティスに戻るべきかな?」
「うん、そうしなよ!」
「えっ!」
独り言を喋っていたはずなのに返答があったことに本気で驚き声のする方へ振り向くとそこには、1人の女の子が嬉しそうに笑顔で立っていた。
「ミール姉様? いつの間に後ろに?」
「高台の坂を下りた辺りから? 声を掛けようとしたけど考え事をしている様だったから後ろから見守っていたのよ!」
音も気配も完全に消していたので全然気がついていなかった。
「ミール姉様が刺客だったら簡単に殺されていましたね!」
「フフッ! そうね! ソティ君何を考えていたの?」
「ファートゥスのままでいくがフォルティスに戻すが迷っていました」
「ソティ君は、どうしたいの?」
「わかりません……ソティアス・ファートゥスは生みの親の名前で、ソティアス・フォルティスは育ての親の名前です。僕としたらソティアス・フォルティスが自分の名前だと思うしイルマ母様、リキド父様、ミール姉様とエストとの繋がりでありイサーラ村の人達、王都で会った人達そして、ラピスとの繋がりもソティアス・フォルティスだったからできた縁でもあります。フォルティスに戻すとしても今すぐは無理です。イストリア国内でソティアス・フォルティスの名前は、悪魔や反逆者の代名詞でもあり未だに僕がいたからイサーラ村の崩壊や王都の襲撃があったと思っている人が沢山いますから今戻すとグランツやラピス、みんなに迷惑を掛けることになりますので、戻すなら王都奪還後に、と思っています」
「わたしは、ソティ君がフォルティスに戻ってくれるならうれしいわ!」
「……はい」
「処でなんの為にここまで来たの? ただの散歩?」
気が付いたら東門を抜けて目的地の昨夜作った鉄壁の傍まで来ていた。
鉄壁に大きめの門を作り外の出た。
「今日の決戦は、数に物を言わせた敵の総攻撃で開始されますので罠を仕掛けます」
「どんな罠を?」
「一つはもう仕掛けています。気が付きましたか? 鉄壁が2重に設置されている事に」
驚き確認に行くと確かに1枚と思っていた鉄壁が5メートルの間隔をあけて同じ高さの鉄壁がもう1枚あった。
「何故2枚作ったの?」
「1枚目を乗り越えた者を閉じ込めるだけの物です。これから作るのが本当の罠です」
「その罠とは?」
「落とし穴です!」
「……」
落とし穴が罠と聞いた瞬間呆れた顔をしたミールの姿があった。
「……呆れていますねミール姉様」
「えっ!? そんな事は無いわよ」
「もちろん1人2人を落とす為の落とし穴じゃないですよ! まあ、見ててください!」
”穴”を連続で唱えると見えている範囲の地面に多数のバラバラの大きさの落とし穴ができあがっていたのだがミールには穴が見えないので失敗したと思っていた。
「ソティ君にしては珍しいね! 失敗するなんで?」
「失敗じゃないです。戦争前に関係ない人が通って落ちたらバレますから直前まで落し穴になりません」
ミールは、信じられない顔をしていたが気にしないで残りの南西北へと順に落とし穴を作って回り最初の東門へと戻って来たがミールは未だに信じられない顔をしていた。
「ミール姉様、落し穴の事は誰にも言わないで内緒にしておいてください」
「それはいいけど……本当に落とし穴が出来でいるの?」
「後のお楽しみにしておきましょう!」
納得できない物があったがソティアスがニッコリ笑いながら言うので信じる事にした。
「これからどうするの?」
「今はこれ以上やる事が無いから家に戻って食事にするのもいいけど久し振りに競争しませんか?」
「いいけど、どうするの?」
「ここ東門から村壁の外周を廻っての西門までの半周にしましょう」
「だったの半周なの?」
「はい、本気で走るのは5年振りなんです」
「大丈夫なの?」
「はい、体が普通に動くようになってから少しは嫌えていますから……そうですね、ミール姉様が勝ったら、ソティアス・フォルティスに戻るのに迷わない事を誓います」
「本当に?」
「はい、本当です」
「私はずっと走っていたから5年前より早くなったし体力もついたから負けないわよ! 本気出すから」
「僕も負けないように頑張ります!」
石を上空に投げて地面に落ちたらスタートの合図にした。
「いきますよ姉様!」
「いつでもいいよ!」
石を投げて地面に落ちた瞬間2人は走り始めた。
瞬発力はソティアスが上だった様でソティアスが前を走っていた。
半分の北門を越えてもソティアスがミールの少し前を走っていたので、ミールは少し焦っていた。
「このままじゃやばい!」
最後の角を曲がりゴールまで残り300メートルで、突然ソティアスの目の前に鳥が飛んできたので一瞬スピードが落ちたところをミールに抜かれてしまいそのままゴールした。
「私の勝ち?」
「ええ、僕の負けです。約束は守ります」
「本当にいいの? 鳥が邪魔したんでしょ?」
「邪魔が入ったとしても勝負は勝負です。それに村1周ならミール姉様の余裕勝ちでしたよ! 今の僕は体力が無いからだ半周にしたんです。……さあ、家に戻りましょう。朝食後から忙しくなりますよ」
「? 何があるの?」
「……貴族達の公開処刑です……」
「そうだったわね」
「姉様達は無理して出なくてもいいんですよ?」
「う、うん……相談してみるね」
高台の麓まで来ると坂の上からエストとラピス、ルチルが下りてきてメリスとイシスが坂の上で待っていた。
「ソティとミール姉さん2人でどこいっていたの?」
「散歩と競争」
「競争? どっちが勝ったの?」
「私よ! 賭けもしたのよ! 私が勝ったからソティ君、ソティアス・フォルティスに戻すって約束してくれたのよ!」
「「本当に!」」
「本当です……そんなにうれしいのですか?」
「「「うん!」」」
「そうですか」
溜息を吐いたあとソティアスが坂を上っていくとエストとラピスが追いかけて登ったがミールはルチルに止められていた。
「ミールさん、本当にソティに勝ったんですか?」
「うん、少し卑怯な勝ち方だったけどね! ソティの前に鳥が飛んできて一瞬怯んだところを追い抜いてそのまま」
「そうですか……おそらくソティは、最初っから負ける気だったんだと思います」
「えっ! なぜ?」
「今のソティは、体力は無いけど本気で走ったらミールさんが早かったとしても勝てないと思います」
「そんなに早いの?」
「私の知る限り2~3キロの距離なら1番だと思います」
「どうして本気で走らなかったのかな?」
「ミールさんの為かと……5年一緒にいましたけど一番名前を聞いたのは、ラピス様ではなくミートさんでした。もちろん全員の事は心配していましたけどね」
2人が話している最中も上っていた3人は坂の上に到着しソティアスはメリスとイシスと話をしていた。
「メリスおはよう!」
「ソティ様おはようございます」
「イシスもおはよう! もう歩いても大丈夫かい?」
「お、おはようございます。はい、メリスさん手伝って貰ってここまで歩いてこれました」
「そうなんだ! でも、あまり無理しないようにね!」
「はい、ありがとうございます。……ソ、ソティアス様!」
「無理して、様を付けないでいいよ!」
「い、いえ」
「イシス……昨日、聞きそびえたんだけと聞いてもいいかな?」
「……はい、大丈夫です」
「眼の事なんだけど……どういう経緯で見えなくなったが分かる?」
「? 最初は、ご主人様に殴られてから少し見えずらくなって昨日の朝、屋敷にあった壺を拭いている最中に見えなくなって、落として割ったので昨日、処罰されていた所を助けて頂きました」
「最初は、殴られたのが原因なのか……」
「ソティ! 治りそう?」
「うーん! やって見るか……部屋に戻ってからにしようか」
イシスをお姫様抱っこし家に戻り始めた。
「ソ、ソティアス様……は、恥ずかしいです……」
「気にしないでいいよ!」
「……気になります……恥ずかしいです……」
その光景を見ていたラピスが相変らずか、と呆れて気味に見ていた。
部屋のベッドにイシスを座らせると目に巻かれている包帯のから”上級治癒”を掛けてから”欠損治癒も掛けてみた。
光が収まってから包帯をゆっくりと外し始めた。
外し終わると閉じていた瞼をゆっくり開けるとイシスが涙を流し始めた。
「どうかな? イシス」
「……み、みえます! みえます! ソティアス様! みえます!」
イシスが泣きながら喜んでいるとその場にいたラピスとエスト、メリスも貰い泣きしていた所に家の中へミールとルチルが
「どうしたの? みんな!」
「イシスの目が見える様になったの!」
「! 本当に?」
「はい!」
その話を聞いた2人も心の底から喜んだ。
喜んでばかりもいられないので、朝食の準備をする為に1階に降りるとグランツが護衛の二人と共に家の中に入って来た。
「ソティアス殿、おはよう!」
「グランツ殿! おはようございます。これから朝食にしますが一緒に食べますか?」
「朝食ですか? いいですね! ……しかし、残念ですがもう時間です」
「時間って! ああ、もう時間ですか……」
「ええ、食事をするならその後にしてください」
「……その後に食事をする元気はあるのかな?」
「……」
グランツは返事をしないだけでなく視線を逸らし目を合わせる事もしなかった。
「村にいる人全員集まりましたか?」
「ええ、狼人族も含めて全員集めました」
「わかりました。……参りましょう」
その言葉に全員頷き合って家を後にした。その集団にメリスとイシスも後ろから揃って付いて来ていた。
「メリスとイシスは残っていてもいいんだよ? これから行くのは……公開処刑だよ!」
2人は首を振って付いて行くと言い切った。無理に止める事も出来ないので、一応忠告して2人の同行を許した。
「……途中で気分が悪くなったら帰る様に!」
「「はい!」」
「そうだ! イシスは、両親に会えるよ! 先に会っておくかい?」
「い、いえ! 後で大丈夫です。終わってからで……」
少し疑問に思ったが先を急ぐことにした。
着いた場所は中央地区にある時計塔のある広場に設置されていた断首台の前だ。
広場には、現在イサーラ村にいる全ての人が集まっていた。
断首台が用意されていたので誰かが処刑されることがわかっていたので、まだ不敬罪や冤罪で処刑される者がいるのか誰が処刑されるのかと不安が支配していた場所に第四王子であるグランツが姿を現すとどよめきが起きた。
王族が処刑の場所に姿を現すことは今までに一度も無かったからだ。
グランツの後にラピスが姿を現し暫くして、5人の王妃、8人の王女が姿を現すとさらなる混乱が起きた。
「お、おい! 何故! こんなに王族の方がいるんだ!」
「俺が知るか!」
広場は騒然と喧騒で収拾がつかない状態になっていたがグランツが右手を上げると同時に静まり返ってしまった。
「……昨夜、新しく国民の民になって頂いた狼人族の方々を含む全てのイストリア国の国民の皆様、本日は、朝早くからお集まり頂き誠に有難う御座います。私はイストリア国第四王子グランツ・レイノ・イストリアです」
王族が民に対してあまりにも丁寧な挨拶に信じられないといった様に呆気にとられていたが話は続いていた。
「皆さんに集まって頂いたのは私です……これまで皆さんには、大変な苦労をさせてきたことに対して謝らせて頂きます」
王子が民に対して頭を下げるグランツ王子を固唾を飲んで見ていたが何に対して謝っているのがわかっている者は少なかった。
「まず、貴族の専横により税はあげられ、不平不満を漏らすだけで不敬罪だ貴族達が起こしたことを国民の所為にし冤罪により処刑された者も多数いるので毎日不安な生活を送っていた事と思う……税に関しては国王も知っていたにも関わらず黙っていた、何故なら自分の懐にも入っていたからだ! 貴族も国王も着の身着のままで王都を逃げ出したのでお金を1マルテも持っていなかったので北と西の領地から自治を許されていたイサーラ村から税と言う名目で自分の為だけに取り立てたのだ! そして、我が兄達に襲われ強姦され殺され家族が直訴すると家族も不敬罪で処刑される。姉二人にも殺された者も多数いる……理由は、自分より可愛いから綺麗だから髪が綺麗だからと言う理由でだ! もちろん直訴した家族は、不敬罪で殺されている。私も知っていて止めなかった……止めることの出来なかった私も同罪だ! と言われたら同罪なのであろう……情けない話だが今までの私には力が無かった! だが今の私には力がある……王になる為の力がある! 私が王だぁー、とは、言わない……ここにいる皆が許してくれるならば、だ! ……」
ずっと沈黙しグランツの話を聞いていた人々が隣にいる人と暫く顔を見合わせ頷いてから大歓声が沸き起こった」
「おおおおおぉぉおぉおおおおおお!!」
「グランツ様ああああぁあぁあぁあl!」
「……ありがとう……許して頂いたとして、王都奪還まで仮の王をやらせて貰う事とします」
「「「「「わああぁあぁll」」」」」
「「「「「おおおおおお11」」」」」
割れんばかりの大歓声で迎えられた。
「話はそれだけではない! 国王は退位、第一第二王子、第一第二王女は、王位継承権剥奪し5人は王家の身分を取消の上国外追放とする。
気が付いていると思うがここに断首台が用意されている。処刑されるのは、貴族や騎士の身分にある将軍合わせて80人だ! しかし全員処刑するには時間が無い!
なのでこの場では5人を処刑する」
グランツが合図を送ると後ろ手に縛られ目隠しされた5人が連れてこられた。
それぞれの罪状が読まれ断首台に設置され処刑されていった。
「フェブラエル侯爵。国民から無慈悲な税の取立て、横領,冤罪を掛け無実の国民を処刑等の罪により処刑に処す」
「オスマール伯爵、我が国を頼って来られた狼人族を遅い子供達を裏奴隷商人に売った罪により処刑に処す」
「マルティオス準騎士爵、クリオス準騎士爵の両名は、元王子二人と共に婦女子に対する暴行等の罪により処刑に処す」
「最後にファウム騎士爵、偽王の間者として送り込まれ逐一内情を報告し、兵士の一部を内通する様に画策した罪により処刑に処す」
それぞれ処刑される前に誰々に命令されたとか俺は悪くない、助けてくれ! 等命乞いをしていたが聞き届けっれる事が無く5人共処刑された。
公開処刑を見ていた者からは、歓声やら悲鳴やらが飛び交っていた。
喧騒としていた広場にグランツが姿を現すと静まり返って注目していた。
「……敵方へ内通しようとした兵士達よ! 本来なら全員、投獄のうえ反逆罪により処刑するべきではあるが今回は特別に許す物とする。此れからの戦いで裏切ろうとした者、手を抜く様な戦いを行なった者は罰する物とする」
裏切ろうとしていた兵達は、ファウム騎士爵が処刑されてからずっと顔を蒼くし俯いたままグランツの話を聞いていた。
続いて狼人族に向かって話を始めた。
「狼人族の奴隷にされた子供達は即時返還しこの村以外に連れていかれた子供達は戦争が終わり次第探しだすことをお約束する」
狼人族から割れんばかりの歓声が起きた。
「違法に取り立てられた税金に関してて今すぐお返しする事は出来ないが王都奪還後必ずお返しする事をお約束する」
広場全体から大歓声が起きたがこれからグランツが話しに全員驚く事となった。
残っていた領地は全て無血開城で投降し偽王に信用を得る為に現在イサーラ村に先陣を切る為に向ってきている事を聞いて集まっていた者達の顔は例外なく悪かった。
「残念ながら皆が助かる方法は、戦い生き残るしか道が無い! だが安心してほしい、全員に戦え! とは言わない、非戦闘員は後方支援をお願いしたい」
後方支援の意味がわからずに困惑していた人々の中から1人の女がグランツに意味を聞いてみる事にした。
「グランツ様! 後方支援とはどんな事をすればいいですか?」
女が直接話し掛けたのを1人の兵士が睨み罰しようと歩き始めるのを見たグランツが止めてから説明をした。
「簡単に言うと食事の支度、怪我を負った者の治療の手伝いなどをお願いしたい」
簡単な内容だったが少し安心して顔色がよくなってきた人々を確認してからさらに話を続けた。
「この中で、兵士になり手柄を立てたい者も募集します。もちろん戦果により恩賞は変わりますが……王都奪還がなると数多くの貴族家はお家断絶になるので……貴族の席が空きます。ここまで言えばわかると思いますが戦果によって貴族になれると言う事です! 一兵士がいきなり上級貴族になる戦果を挙げる事は難しいと思いますが下級貴族はお約束します。狼人族や他の種族の方も戦果により貴族にしますし領地も与えます」
グランツの言葉に何を言っているのが分らなかった人達が冷静になると意味が分かってきたのが徐々にざわざわし……一気に大歓声が爆発した。
そこへ、1人の見張りをしていた兵士により一報が齎された。
兵士の報告では、イサーラ村から東5キロ地点に敵の一陣を確認! に騒然となったがグランツが静めて各方面に指示を出す。
募集兵をいきなり実戦投入出来ないので編成だけを行ないソティアスに指示を出そうとしたら姿がその場から消えていた。
「ラピス、彼は?」
「転移で先に行きました」
報告が入って来たのと同時に転移で東門に飛んでいた。
東門の先の鉄壁の上にソティアスは立って東の街道の先を見ていた。
最後までお読み頂き有難う御座います。
ご意見・ご感想などいただけましたら幸いです。
ブックマーク登録、評価も合わせてお願いします。




