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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
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涙は仮面で隠して

作者:白桜有歩
最新エピソード掲載日:2026/02/06
学生時代から話すことが得意で顔もよく同級生から優しいねとよく言われて人気があったからモテていることに嫉妬を覚えた不良に目をつけられて苛められた。普段から人に優しくするのは当たり前と学んでいた為にというよりも幼少期から苛めにあったから優しくなっただけであえて素の自分を見せなかった。本性は泣き虫で人の顔色をうかがう臆病者だった。話が上手で笑顔を見るのが好きで冗談を言っては人の笑顔を見てこちらも笑顔になって仲良く生きていこうと心に決めては裏切られを繰り返してた。異性に興味はあっても空想を描いて現実逃避をして夢に耽っては孤独で泣き虫の自分をごまかしていた。
泣き虫で孤独な毎日を過ごして誰も頼ることなく生きていく内に精神疾患になり人が怖くなった。毎日カーテンは閉めて布団を干すこともせずに外に出ようともしなかった。勿論学校も休みがちでギリギリ先生の温情もあり卒業が出来た。
とある日漫才師になりたいと目指した。笑いがうまくなったら唯一心を許した友人が相方になるんじゃないかと夢を見た。結果は将来の保証がないと断られてそこから更に病んでいった。
生まれてこの方幸せなどなかった。最初の元カレは消費するだけ消費して浮気をしてどこかへ去った。セックスが愛だと下劣な女たちに教えられて勘違いを起こした彼は、身体を求めてきて最終的には病んでいた私も肉欲に溺れた。言っても途中からおかしくなりすぎていたが。漫才師の夢も叶えられず最初の恋人でさえ振られて挙げ句に社内の連中らに余計なお節介で関係も潰され終わったのだが。どうでもいいと気楽にやっていた。よく二面性を持っていたために泣き虫で孤独を隠す私は、本性を見せずに沢山のキャラになり切って誤魔化していた。家族に苛められて病んでしまった私は、入院をした。そこで会ったのだ彼は、二面性を持つ私の仮面をはいだのだ。学生時代から色んな表現力を鍛えた私に現れた彼は、泣き虫である私を露にさせた。だが、付き合い始めた数週間は、退院と共に自然消滅した。彼が連絡してこなかったのだ。遊ばれていたんだと気付いた日には遅かった。とある日、芸能事務所にスカウトを受けて見せた演技で舞台女優に選ばれた。だが、泣き虫で孤独な素顔を隠してドラマやバラエティーそこから文章力を認められて作家になるも自分の気持ちを隠し続けた私に運命の出会いが待っていた。果たして素顔を見せることが出来るのか?
涙はいらない
2026/02/06 23:26 (改)
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