時を駆ける昔話22
食べられた桃太郎の運命は…。
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第22話:打ち出の小槌
山青鬼に近付き。
「しっかりしろ青鬼!」
しかし、山青鬼は頭を抱えたままです。
「桃太郎さんを出すケン!」
トリィは山赤鬼を突きまくる。
「痛ててて!」
更にトリィは突きまくる。
「くそっ、鳥のくせに。」
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一方、食べられた桃太郎は。
「わー!」
食道を落ちて行く桃太郎。
(ポヨンッ!)
胃の中に落ちた桃太郎は、胃袋のクッションで助かりました。
「ここは、山鬼の腹の中か。」
桃太郎は起き上がり、刀を構える。
そして、胃袋を斬り開き、内臓も斬りまくる。
「痛っ!痛たた!」
桃太郎は更に斬りまくる。
「中で暴れたらどうだ!」
「痛い!腹が痛い!」
山赤鬼は転げ回る。
転げ回った山赤鬼の口から桃太郎が飛び出す。
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「よっし、出た!」
桃太郎は血塗れで山赤鬼に向き直る。
「これで懲りたら山へ帰れ!」
山鬼達は肩を貸し合いながら逃げて行く。
「桃太郎さん!」
寧姫は桃太郎を手に乗せて泣きだした。
「無事で良かったですー。」
暫く泣き続け。
「姫様、泣き止んで下さい。」
寧姫は桃太郎の声で安心して泣き止んだ。
「さあ姫様、屋敷に帰りましょう。」
寧姫は頷く。
「桃太郎さん、鬼が落としていったケン。」
トリィが打ち出の小槌を持ってくる。
「打ち出の小槌ですわ。」
寧姫はトリィから受け取る。
「これに願いを込めて振ると、叶うらしいですわ。」
桃太郎は、乙姫様の言葉を思い出す。
「これって、大きくも出来るかな…。」
寧姫は手を合わせ。
「きっと、叶いますわ。」
寧姫が小槌を振ろうとした時にトリィが、止めに入る。
「姫様!今ここで振ったらダメですケン!」
寧姫は首を傾げ。
「トリィ、どうして」
トリィは。
「桃太郎さん、今は血塗れケン!」
寧姫はハッと気付き。
「そ、そうね…。」
寧姫達は屋敷に戻った。
ご主人や女中さんは驚いたが、は無事だった事に胸を撫で下ろす。
「桃太郎さん、振りますよ?」
桃太郎は頷く。
寧姫は小槌をを振る。
(シャン!シャン!)
「大きくなあれ、大きくなあれ。」
(シャン!シャン!シャン!)
すると、小槌が光り、桃太郎は徐々に大きくなりました。
「姫様、ありがとうございます!」
桃太郎は寧姫の手を取り喜びました。




