時を駆ける昔話20
護衛役を始めて3ヶ月が過ぎ。
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第20話:花畑とトリィ
「桃太郎さん、お出掛けしたいですわ。」
桃太郎は首を横に振る。
「姫様、琴の練習が終わってからです。」
寧姫は首を振る。
「お琴の練習は飽きましたわ。」
桃太郎はため息をついて。
「帰ったらちゃんと練習しますか?」
寧姫は沢山頷く。
桃太郎は渋々寧姫を連れて出る。
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寧姫と行く所は同じで、小高い丘の花畑に向かう。
「姫様、今日は何色の花を摘みますか?」
寧姫は少し考え。
「今日はね、紫と白いお花かな。」
2人は花畑に到着すると、花を摘みだした。
「桃太郎さん、花飾りですよ。」
桃太郎の首に花輪を掛ける。
だけど、桃太郎には重かった。
「ハハハ…。」
桃太郎は花を束ね寧姫に渡す。
「桃太郎さん、ありがとうございます。」
(パサッ!パサッ!)
空から雉が舞い降りてくる。
「トリィ!」
桃太郎は手を振る。
「桃太郎さん、元気そうでケン」
トリィが桃太郎の近くに寄る。
「桃太郎さん、雉とお知り合いなんですか?」
桃太郎は頷く。
「昔、鬼退治をした仲間です。」
寧姫は手を合わせ。
「まあ!トリィさん、良ければ一緒に暮らしませんか?」
トリィは。
「私には家族が居ますので、それでも良ければ…。」
寧姫は頷く。
「大丈夫ですわ。」
トリィは鳴き声を響かせる。
すると、トリィの後ろから4羽の雉が現れた。
「寧姫様、よろしくお願いしますケケン。」
母雉が頭を下げる。
そして、桃太郎と寧姫、トリィの家族は、屋敷に帰りました。
その後、寧姫はお琴の練習をしました。




