192話 最前線は地獄だぜ!
すいません、短いです
援軍も到着して一気に盛り返し残滓を倒す。交換ラインナップがかなりいいと思ったら、その交換品を削らながら戦えとかもう!収集で言えばちゃんと倒せればプラス。底をついたらNPCデバフで回収しろと言うことだろう。
『ささっ!守衛殿!ここからズドンとスピリット術式を!』
『いや、俺近接系・・・。』
『なら、露払いは私めに!』
そんな声がアチラコチラから聞こえてくる。まぁ、いくら杭使って倒せるからってガンガン消費して倒すのはブルジョア層だよなぁ〜。まぁ、コレが数日続いて交換品を全交換したら・・・。
消費アイテムはほぼ無制限だったな。ついでに言えば隠された項目もあったし、そこで杭が大量にいるのかも?商人プレーヤーから買い付けて余裕あるなら、割と杭使ってボコスカやるんだろうけどさ・・・。
「スピリット術式、ファイル!」
「守衛さんサンキュー!残滓は死ね!」
「ツキも杭を使えば?」
「使ってもいいけど、もう少し稼いでから!流石にまだなにも交換してないのに、消費だけかさめば分が悪くなる。」
「うぉぉーーー!!!!!」
クインズさんが憂さ晴らしなのか、杭を刺してからの特殊モーションでモンスターを弱らせて倒す。いや、検証かな?特殊モーションを中断させて弱体化度合いを見るとか・・・、できないことはないけどかなり面倒なことを。まぁ、フルモーションでやるとそこそこ長いしなぁ・・・。
「・・・、硬いほうがやり甲斐がある。」
「流石クインズさん、言うことが違う。」
「なに。PvPも楽しいがモンスターとやり合うなら強いほうがいい!!」
闘技場最強。アバターだけ言えば、人族でThe標準。ある意味なにかを伸ばさない代わりに全てが総じて高水準。まぁ、攻撃力やらスピードは装備品やらバフである程度伸ばせるしな。俺の紙HP紙装甲とは違う感じなんだろう。
「それで?あのデカブツをそろそろ潰しに行くが、付いてくるか?」
「えっ!?いいんですか!」
「配信をハブに使わせてもらってるんだ。多少の撮れ高くらいは渡さないと、後で塩っぱい男と思われても嫌だからな。」
>> クインズ太っ腹ぁ!
>> なにげに最前線で中ボス?戦だし面白くなる?
やれやれといった感じだけど、この乱戦の中を暗に抜けると言っている。他のプレーヤーもどんどん残滓を狩っているけど、それでも残滓の流出は止まってない。と、言うか赤い水疱が潰れるたびに溢れている。
「なら、ついていこうかな!ブライト動ける!」
「大丈夫だ!」
「よし。なら、決まりだな。」
デカブツまでは約200mくらい。溢れ迫る残滓をNPCやプレーヤーとともに倒しつつ、一気にデカブツに向かって走る!いや〜・・・、低重力と言うこともあって残滓もプレーヤーもNPCも派手に吹っ飛ぶ時は吹っ飛ぶなぁ・・・。そんな中を武器を大麻に戻して、舞いながらデバフ貰った残滓を屠りつつ進むと、ようやくデカブツの前まで来た。
>> クッソ派手だな!
>> 知ってるか?コレまだ2日目なんだぜ!
>> あっ!ごめん。ワイプの方見てた。
>> 黒服と姫子さんはなんであやとりしてるんだ?
>> かまってくれるツキちゃんがゲームしてるからだろ?
雪だるま>> 妾ならおるよ?
「あの水疱みたいなの潰さなきゃいいんですかね?」
「さぁ?俺よりもブライトの方が知ってるんじゃないか?」
「我も初見だ。あんな者は知らん。」
「なら・・・、殴ってみるか。そうすれば分かる!周りは任せた!」
「OK、Boss!ブライト行くよ!杭は私が使うから、トドメお願い!」
「分かったが、先に集めろ!」
杭はハンマー枠。アーツ自体は大振りで範囲と単発火力に優れてる。一応、特殊モーションを使わずにちまちま刺しても、貫通ダメージは高いけど時間もかかるか。
「エリアルサイクロン!雷獣連続招来!おいでませ!ヤマタノオロチ!更に・・・、百鬼夜行。」
MPポーションを挟みつつ召喚獣を読んでコチラも戦力アップ!突き進んで来たけどねぇ!後ろから来る援軍のことも考えて、道は作らないといけないんですよ!
突っ込んだクインズさんはデカブツを・・・、水疱を足場にロッククライミングしつつ、隙あらば杭をガンガン打ち込んでらっしゃる。やれと言われてもやりたくないなぁ・・・、下手すると水疱割れて残滓の濁流にすり潰されるし。
「そこ!オラオラオラーーー!」
「トドメだ!む!アースピアーズ!」
「水疱が割れたぞーーー!!!そこに残滓どもが落ちる!」
「ちょ!クインズさんマジ!?」
>> 結構突き進んで来たツキちゃん・・・
>> 撮れ高狙って最前線の1番ヤバいところに突撃してる
ツキちゃん・・・
>> ボロボロ溢れくるのな・・・
1つ割れると50体くら・・・、もっと追加される感じ?
>> 今日はよく尻尾が飛ぶ
今の本数3本か、流石に死んだ?
>> しぶといと言ってもなぁ〜
「人が死ぬところみたいとか不敬ですよ、不敬。」
「ふざけてる場合が!どんどん上から降ってきているぞ!」
「しってる。だから、数を呼ぶ。」




