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絶望と謎

いつ来るんだろう...


「約束の時間だ」

「...」

「ずっと見ておったぞ」

「貴様は私が出した条件をやらなかった。」

「僕にはできない」

「言ったはずだ、達成できなければ死だ!」

「わかっている...」

「最後に私の正体を明かそう」

「私は、魔王城の番人のケトル。この計画は魔王を生み出すための計画」

「計画?」


謎の声の正体は魔王城の番人だった。しかも魔王を生み出すための計画だったという。


僕はもう死ぬのか...短い人生だったなぁ


「時間だ。死んでもらう」

--------------------------------

目を開けると見た事のある景色...所々の建物や細かいところは変わっているが見た事ある景色だ...

「ここはどこなんだ...???」

「目を覚ましたか。ここは魔界。まぁ人間界に似ているがな」

「どうして僕はここに?」

「どうしてって。お前が適合者だったからだろ?」


てき...ごうしゃ?何のことだ?確か僕はケトルとかいう奴に殺されたはずじゃ...

それにこの人は誰なの?何もかもが分からない...


「貴方は誰...?」

「自己紹介が遅れたな。俺がケトルだ。そしてここは魔王城の最上階」

「何で僕が...ここに...普通死んだら天界か獄界のはず...」

「何を言っている。貴様はいま生きているではないか。まぁ人間のレギアとしては存在していないがな」

「生きてる?そういうこと?」

「私は、達成できなければ死ぬといったが転生しないとはいってない。それにしても記憶を持ったまま転生とは、相当な器のようだ。」


どうやらレギアは一度死んだが人間以外の何かに転生し生き返ったらしい。それに前世の記憶を保持しながらの転生。普通は前世の記憶は消されてから転生しすべてが初めての状態で生まれる。


「さっきから適合者とか器とかなんなの!?僕は今何なの!」

「貴方は魔王の器であり。現魔王となります」

「今から貴方様は魔王レギア様となります」

「話が急過ぎてわからないんだけど。僕は何なの?それに僕は条件を果たさなかったなのにどうしてこんな風になってるの?」

「はぁ...今のままでは本当の魔王にはなれないようです。少し改善すべきところがある様ですね」

「リ・グライ(精神改善)」

「今から貴方は魔王だ。すべてを滅ぼせる力を持ち。すべての頂点に立つ者として生き。滅びかけた魔界の復建をする」


【リ・グライとは】いわゆる洗脳魔法、相手に物理的ダメージは与えられないが思い込みや精神的ダメージ、存在意義などを持たせる事の出来る魔法だ。見た目は地味だが影響力が大きく、結構な魔力を使う為使える者は少ないという。因みにこれも古代魔法だ。

----------------------------------------------

「問う、貴様は誰だ。」

「口を謹め!」

「申し訳ありません。」

「僕は...俺は魔王レギアだ。」

よし...これで...魔族復活まであと少しだ!

ケトルは心の中で叫んだ。


「ケトル、いまは魔界の人口はどのくらい居るのだ?」

「現在魔界の人口は...私と魔王様の二人です」

「二人!?どうしてそんなことに」


「...戦争です。人間同士が醜い争いをし関係ないところにまで被害を及ぼした...魔界もその一つです。その戦争によって多くの魔界の者が死に先代の魔王様は、私に魔王の力を授けて自殺していき。魔王の死を知った者は王の後を追うように死んでいった。生きている者もいましたが繁栄もできず死に絶えました」


「そういう事だったのか...ならケトルが魔王の力を持っていたのならケトルが魔王になれば良かったのではないか?」

「いえ、魔王の力は持っていたもののその力を使うことが出来なかったのです」

「どうしてだ?」

「器でないと力を制御できないのです。私は選ばれし者では無かったようです」



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