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第77話 裁縫を始めよっか

その時だった

「ごめんねえ、大丈夫かい?」

アイムが現れた



「なんじゃ貴様!?こいつらの仲間か?だったら貴様も…!?」

その瞬間ディッシュの左腕は切り落とされていた



「ねえ、僕の仲間はどこやったんだい?」

アイムは低い声で質問する。


「そこに閉じ込めてやったぞ!」



「ふーん」

冷凍庫は一瞬にしてぶった斬られた

もちろん、メアナイトとレッドにその刃は触れていない


「あ、アイムさん!ありがとうございます!」


「さて、あとは君だけだね!」

アイムはかがやきの剣を掲げた



「それではやるでありますよ!」


「そうだね!」


「黙れ!【出刃包丁(でばぼうちょう)】!」


しかしアイムは全ての出刃包丁をよけた

「さよなら!」

アイムは居合斬り!


ディッシュの体は上下に一刀両断!



「まだじゃぁ!まだ戦え…」


アイムはディッシュの瞳に剣を突き刺した

「悲しいなぁ、僕も人を殺したくないのに…」



「あがっ…きさまぁ…しn」

ディッシュは死んだ



すると鶏が出てきた


ディッシュは鶏と悪魔の契約を結んでいたのだろう

鶏はどこかに行った



そこに一人の女がやってきた

「お〜い!ディッシュ!調子どう…?あれ、ディッシュ?どこ行ったの〜」



「アイムさん、誰か来ましたよ!」



「まずは様子見だね」


「ちゃんと見張っててって言ったのに…ん?なにこれ死体……え、なにこれなにこれなんでなんでなんで!?もしかして、いや罠だよね、そんなディッシュが死ぬわけないない」



「あ〜バレてますよ…、あの人どうやるの?」


「僕は、たぶんあの人、鍵の欠片持ってると思うんですよね」



「じゃあ残念だけど殺すしかないかな」



「ねえ、ディッシュを殺したのって君たちかな?」その時、その女がメアナイト達に気づいた


「いや、そんなわけ…」



「そうだよ、正当防衛だったんだ、ごめんよ!」アイムが胸を張ってそう言った


「両腕と胴を切り落として右眼を潰しておいて正当防衛…?正当防衛なの!?」


「うん、僕は正しいことをしたまでだよ」


「ちょっと、アイムさん!」



「いいんだ、僕たちは正義のヒーローじゃない」


「…ああ、私ったらダメだなぁ、ディッシュが言ってたみたいに常に明るく生きなきゃ……ねえ、私、スレッタって言うの、君達は?」


「えっと…僕はメアナイト」



「私はレッドです」



「僕はアイム」


「そうなんだ、じゃあさ、私と裁縫、してみない?」



「裁縫…ですか?」



「そう、ただの裁縫じゃないけどね、【亜裁縫(あざいほう)】だよ!それじゃ早速【纏縫(まつりぬい)】!」

メアナイトの膝は無理やり反対方向に折り曲げられて、さらに脚を2回折られて、そのまま縫いつけられたのだ



「がっ…!?亜裁縫、なるほど、それがあなたの悪魔術ですk…」


「メアナイトさーん!今助けます…」



「駄目ですよ!僕はもう戦えません!後は頼みましたよ!」

メアナイトは大量出血により気を失ってしまった



「なるほど、あ、分かりましたー!こういうことね!」

レッドはメアナイトの傷口に噛みつき、血を吸い上げた


「レッド君、作戦はあるかい?」


「強いて言うなら…あの人弱そうですね、頑張りまーす」


「はぁ、わかった」


「新しい道具を教えてあげる【待針(まちばり)】!」

巨大な針がレッドに向かって飛ぶ



「私、天才だから!」

レッドは体を血液に変えることで攻撃を無効化した、吸血鬼の隠された能力だ


「君は血を大量に飲むと強くなるのかい?」



「はい、なんたって吸血鬼なんですから!」



「私、ディッシュを殺したこと、もう別に怒ってないからね、ただなんでだろうね、殺したい君たちのこと、すっごく殺した〜い!【断鋏(たちばさみ)】!」

虚空から巨大な鋏が現れた

鋏はアイム達を斬ろうと閉じる



「遅い」

アイムは時のギアを1000倍に変えて、鋏を避けた後、鋏の刃を切断した



「私の鋏が…すごいですね」



「僕も正直この切れ味には驚いている…よっ!」突然アイムは時のギアを10000倍に変え、スレッタに突撃



「ゔぁっ!?な、視界が…!」

かがやきの剣はスレッタの右眼を貫いていた



「もらったよ!」

アイムはスレッタを斬る

スレッタの首は落ちた



「よくも…やってくれましたね」

スレッタの体は首を拾い上げて、素早い手捌きで縫い上げる

スレッタの肉体は修復された



「へえ、器用だねえ」



「よく言われるよ、じゃ、君たちにプレゼントをあげよう【縫包(ぬいぐるみ)】!」

2体の熊のぬいぐるみが作り出された



「なにこれ!」

ぬいぐるみはレッド達に抱きつく


「なんだこれ……っ!?」

ぬいぐるみは爆発!

アイムは咄嗟に時のギアを0に変えたので問題ないが……


「…ん?なんだろう…」

何かがコロコロ転がってきた

見ればそれは、レッドの首だった


「レッド君!?」


「大丈夫ですよ〜!」

レッドはなんと瞬時に体を再生!



「な、どうやったんだい?」



「どうやったも何も、さっき血をいっぱいもらったもん!」



「まあいい、早くけりをつけよう!」



「じゃあ、こっちも、【彫粉鉛筆(ちゃこえんぴつ)】!」

巨大な青色の鉛筆で、レッドは印をつけられた



「なんでしょうか、これ?あれ、体が」

レッドの体は完全に硬直していた

全く動かない


「その印、つけられたら動けなくなっちゃうんだよ!ざんねーん」

スレッタは挑発する



「なにが残念なのか…なっ!」

アイムは空気を斬った

すると空気中を斬撃が伝わってくる



「真空刃…当たるわけないでしょうが!【縫包(ぬいぐるみ)】!」

スレッタはぬいぐるみを盾にして防ぐ



「じゃ、これならどうかn…」


「隙あり!【躾糸(しつけいと)】!」

アイムは身体中を糸で縫い固められてしまった



「かがやきの剣、どうにかしてくれないかい?」



「お安い御用でございます!」

かがやきの剣は躾糸を全て正確に斬った



「じゃあ、こうです!【哀炉(あいろん)】!」

空から大きな加熱された鉄の器具が落ちてくる


「一刀両断だね!」

アイムは飛び上がってそれを真っ二つに!


「今ですね、【目打(めうち)】!【裂刃(りっぱー)】!」

アイムは針のようなもので右眼を貫かれてしまった


さらに、鋭い刃物で右腕を切断されてしまった

「ああ、油断してしまったよ」




「このっ!【(ぼたん)】!」

アイムの体にボタンが取り付けられた



「そのボタンは5秒後に大爆発を起こしますからね!」



「へえ、5秒か」

アイムはボタンを剥ぎ取り、レッドに投げつけた



「え?え?、ちょっとアイムさん!?」

そのままボタンは爆発


レッドは全身がバラバラになって散った

しかし同時に彫粉鉛筆の呪いも解除されたのだ

そして、その衝撃でレッドの首がスレッタの方に飛んでいく



「なるほど、アイムさん、考えましたね!」

レッドはそのままスレッタに噛み付いた!




「やめて…死にたくないっ!私は君たちを殺してからじゃなきゃ…」

全身の血を吸われたスレッタは死んでしまった

代わりにレッドはその血で完全復活


そしてスレッタの体から1匹のジャイアントパンダが排出された



「パンダと契約してたのか」



「あ、アイムさーん!この人!鍵のかけら持ってますよ!」


「よし、これで目的は果たしとことだけど、メアナイトを二人で運んで帰ろうか」



「そうしましょう…って、あの…メアナイトさんが息してませんよ!」

レッドはメアナイトの手を取るが冷たくなっていた



「失血死か、まあ、問題はないよ!ケミ君ならなんとかしてくれる」


その時、レッドはあることに気づいた

メアナイトの胸に数字が刻まれていた


「…へぇ、メアナイトさんって刺青やってたんだ!あれ?これ刺青じゃない、焼印?」


胸に012の文字の焼印が押されていた


「まぁ、いっか」


「それじゃあ、戻りましょうか!」

最後のメアナイトの012については、今後かなり重要になります。絶対に覚えておいてくださいっ)

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