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第67話 揚羽の女

「ななな!マッドさんが死んでしまいました!これは私の番ですね」


……


蝶がひらりひらりと飛んでいた

それも大量に


「あら、蝶が飛んでいますよ」



「真っ黒な蝶か…てか蝶なんか多くね?」



「本当だ!どうなってるの〜?」



「蝶が大量発生してやがるじゃねえか、しかもこの蝶なんか纏わりついてくるぜ!ちくしょう!」

ライトは纏わりつく蝶を必死で振り払う



「なははは!私の罠に引っかかりましたね!さあ、蝶々さん、この人たちを闇に染め上げなさい!」

現れた女が高らかに言う

蝶はケミ達に纏わりついて離れない



「やべえ、動けねえぞ!」

ライトは倒れてしまう

もはや動けない



「これはまずいかもしれないね!」

エイントは絵筆で必死に叩き落とす

もちろんライトを助ける暇はない


だが、女は剣を持ってライトに近づいてくる

「ふざけんな、こんな罠みたいな!」

ライトは叫べども、全く意味はない



「罠じゃダメですか?死ぬ前に私の名前だけ教えてあげましょう、私はバルフって言うんですよ、覚えましたか?では死んでもらいましょう!」


その時、レゾナは歌を歌った

歌に共鳴した蝶の体が崩壊していく


「なななな、よくも私の蝶々を!許しませんよ!分身、召喚!」

なんと、その瞬間バルフが3人に増えたのだ

つまりは分身である


「どうなってんねん!」



そしてバルフはさらに10人に増えて、剣で切り掛かってきた

「はぁ!?ちょっと待てや!ホンマあかんて…っ」

ハイドは斬り殺されてしまった



「じゃあ僕も分身してもいいかもね」

エイントはキャンバスに9人のエイントの絵をささっと描き、10人に分身する!



そしてエイントの分身達がバルフの分身に絵筆で殴りかかる!

なんと、バルフの分身達は崩壊し、蝶の群れに変わった

分身は大量の蝶が集まってバルフをかたどっていたのだ




「破壊音波!」

レゾナが分身を破壊していく

そしてその間にケミがハイドを蘇生する!



「ななな、このままじゃ負けちゃいますね、それじゃ行きますよ」

バルフは蝶を体に纏った

そして、纏った蝶が羽ばたくことで、高速で飛行するのだ


「おい、こっちにくるぞ!」


「すごい速さで飛んでるわね!」


「なははは!死んでもらいましょう!」

バルフは高速で斬りかかる



「俺が受け止めてやる!……ぐふっ、あ……」

ライトはみんなを庇って斬り殺された


「よし」

その間にエイントはバルフの肖像画を描いていた

バルフが実体化する



「ななな、私がもう一人ですか、何をするつもりですか!?」



「君は蝶を操ることが出来るんだろう、だけど…この偽物もそれができるんだ」

バルフの偽物はバルフが持っている蝶を操って自分の仲間にした


バルフは蝶を偽物に奪われてしまったわけだ



「君は蝶がなければ何もできないと思うんだけどね…さあ、仕返しを…しようか」

エイントがそういうと、偽物のバルフは蝶を操ってバルフに纏わり付かせる



バルフに蝶が纏わり付く

バルフは動けない


「ななな、私の蝶々、離れてくださいよ〜!」



「よし、薬師術第一番:壊毒!」

ケミはその隙に【ウルトラかくせいやく】を摂取した上で、バルフに注射器を刺し猛毒を流し込んだ



バルフの体が爛れ崩れ落ちる

バルフは死んでしまった



そして役目を終えたバルフの偽物も消滅した

しかし死んだバルフの体を食い破るように中から1匹の黒い揚羽蝶が現れたのだ



「これは何かしら!?」


「まて、まずはライトの蘇生だぜ!」

ケミはライトを蘇らせた




一方、闇揚羽は毒の鱗粉を撒いた

毒の鱗粉を浴びたケミ達は幻覚が見えるようになってしまった



「まずいぜ、ここはどこだ、なんだこれは幻覚なのか!?」



「ケミ、落ち着いて、幻覚を解除する薬を作れば…なんとかなるかもしれない」



「分かった」

ケミは【幻覚さまし】を作ってばら撒いた



幻覚が解除されると、なんとケミ達は闇揚羽に食われる寸前だった



「あぶねえ!」

ライトは闇揚羽に雷を落として追加で竜巻も浴びせかける



「あれ〜あの蝶も結構タフだねえ」

とりあえずジブルは全員を透明化させた



しかし闇揚羽は小さな蝶を大量に生み出し、それをいろんな方向に投げつけるのだ


すごい速さだ



「ふざけんな、死にやがれ!」

ライトは何度も雷を落とした


蝶の羽は焼き切れ、舞い落ちる

闇揚羽はもはや動かなくなった

今回は短くなってます。

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