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転生インプ、異世界で最強魔物メーカーへの道  作者: エピファネス
第一章 魔物メーカー、ルナリアに立つ
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第38話 氷の試練、魔物使いの少女

 その時、洞窟の奥から、一人の少女が、姿を現した。

 少女は、リザードマンの種族で、緑色の鱗と、鋭い爪が特徴的だ。彼女は、黒いローブを身にまとい、手には、杖を持っている。

 そして、彼女の周りには、3体の魔物が、従っている。巨大な蜘蛛、鋭い牙を持つ狼、そして、炎を纏った鳥。どれも、強力な魔物ばかりだ。


「…お前ら、邪魔だ。どけ」


 少女は、冷酷な表情で、俺たちに、言った。


「…誰だ、お前は…?」


 フィンが、警戒しながら、尋ねた。


「…私は、リリス。魔物使いだ」


 少女…リリスは、そう答えると、杖を、フロストバットの群れに、向けた。


「…私の魔物たちよ、フロストバットを、倒せ」


 リリスの命令を受けた、3体の魔物は、一斉に、フロストバットに、襲いかかった。

 巨大な蜘蛛が、鋭い脚で、フロストバットを、捕らえ、糸でグルグル巻きにしていく。

 鋭い牙を持つ狼は、氷の刃のような牙で、フロストバットの翼を引き裂き、血しぶきを上げる。

 炎を纏った鳥は、高温の炎を吐き出し、フロストバットを、瞬時に、焼き尽くす。

 

 リリスの魔物たちは、訓練された兵士のように、冷酷かつ、効率的に、フロストバットを、狩っていく。洞窟内の温度は、フロストバットの冷気と、炎の鳥の熱気で、激しく乱れ、息苦しい。

 俺は、凍えるような寒さと、焦燥感に、体が震えるのを感じた。


「…すごい…強すぎる…」


 俺は、圧倒的な力の差に、言葉を失った。


 リリスは、冷静な表情で、魔物たちに指示を出しながら、戦闘を指揮している。彼女の瞳は、氷のように冷たく、そして、どこか、寂しげな光を、宿していた。


 あの女…一体、何者なんだ…?


 あっという間に、フロストバットの群れは、全滅した。リリスは、満足そうに頷くと、3体の魔物たちに、氷結翼膜を回収させた。


「…これで、用は済んだ」


 リリスは、冷たくそう言うと、俺たちの方を振り返った。


「…お前らも、Dランク昇級試験を受けているのなら、さっさと次の階へ行くことだ。この階には、もう、フロストバットはいない。時間の無駄だ」


 リリスは、そう言い捨てると、3体の魔物と共に、洞窟の奥へと消えていった。



数ある作品の中から今話も閲覧してくださり、ありがとうございました。


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