命乞い
前倒しして発表しますね。すごい苦情が来まして、もう発表します。
『勇敢なる青いチャリオットと兵士よ!おとなしく投降しろ!故郷の街を燃やすぞ!』
僕らは、絶望した。
『タケル。投降しましょう。ニゴの街の軍隊のようです。』
『分かった。』
軍隊では、投降は、死を意味する。僕は、このことをよく分かっていなかった。この相手が敵軍だったら、僕らは、確実に、死んでいたはずだ。
『青いのう····』
『·······』
『なぜ逃げない?』
『僕はもう戦いません。』
『バカなことを。だから、お前は一般人だ!チャリオットを頂くぞ!』
『僕の友人なんだ。』
『私達は、東の街から来ました。タケルの父は軍人で、ミカヅキアタルです。』
『そうか······あの無鉄砲な····そうか』
『私達は、赤のチャリオット、バイオレットと交戦し、撃破しました。あっちの方にその残骸があります。』
『だから?』
『どうか命だけは····食料なら自分で、調達します。』
『······俺から逃げてみせろ。』
『チャリオット、ごめん』
僕はチャリオットを置いてあわてて逃げた。円の動きで逃げる。砲撃が来る。後ろを振り向けない。
僕は命がけで駆ける。勘で思った。『このままでは死ぬ』
青いペンダントが光る·····光る、きれいだ。なぜこんな時にこんなことを····
死が迫ってくる。けれど·····なんとか·····
僕は意識を失った。
かけるかなあ。




