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Day Break Frontline  作者: 白宮 える
re:1 日常ブレイカー
11/20

第9話 エンド アンド ビギン

 会議室のような部屋に金髪の青年とメガネをかけた黒髪の男がいる。部屋にはソファーとテーブルがいくつも並んでいる。明かりと呼べるものは黒髪の男が見ているホログラム式の情報端末だけであとは暗闇に包まれている。2人とも黄金のバラをかたどったエンブレム入りのコートを着ている。金髪の青年の方は白をベースとしており、逆に、黒髪の男は黒がベースとなっている。


「おそらく彼は適合した覚醒者でしょう。上空から視認したところ、あの動き、間違い無いと思います。」


 声が響いた。金髪の青年の声はいつものような明るく澄んだものではなく、トーンを落とした低く暗い声であった。


「なるほど。彼も君と同じような力を持っていると、そういいたいのかね? 光の英雄くん。」


 今度は青年よりも低く渋めの声が響いた。どうやら黒髪の男は青年よりもだいぶ年上のようである。メガネが光を反射してその目を見ることはできなかった。だが、その下に鋭い眼光があることくらいはわかった。


「やめてください。」


 青年は眉をひそめ。困ったような顔でそういった。


「それより彼をどうしますか? 我々に協力してもらうべきだとは思いませんか?」


 黒髪の男は少し考え、やがて、


「そうだな。人類にとっても心強いだろう。だが、まずは彼について知りたい。調べてくれないか?」


「たしかにそうですね。了解しました。」


「ふっ、頼んだよ、英雄くん。」


「、、、はい。」


 金髪の青年は部屋をあとにした。


 暗い部屋に1人残された黒髪の男はホログラムに映し出されたリストを見ながら独り言をつぶやいた。


「彼が適合するとはね。

 、、、大助ダイスケよ、面白いことになりそうだな。」


 男は不敵に笑みながらそういった。彼が見ているリストの名前の欄には”カケハシ 蒼依アオイ” そう書かれていた。


どうも、作者の白宮 えるです。


今回で1部にあたるre:1 日常ブレイカー

が終わりました! みてくださる皆様、ありがとうございます!


ここからは第2部からの更新頻度の話なのですが、少し頻度を落とそうと思います。楽しみにしてくださっている方には申し訳ないのですが、週に1、2話ほどのペースになりそうです。本当に申し訳ありません!


第2部はアオイ達の大学生活に焦点を当てた話になります。新しい友達も登場するので是非気になったら見てみてください!


どうか引き続きよろしくお願いします!!

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