第9話 サンダーフロッグ
サンダーフロッグが居るという池に着いた俺
池の中に佇んでいる巨大なカエル、どうやらアレが今回のターゲットのようだ
(さて…どうするか…)
然程深くは無いものの水中は相手のテリトリーである…このまま戦うのは得策では無い…と考え俺はその辺に落ちていた石をサンダーフロッグに投げつける
石はサンダーフロッグに当たり、怒ったサンダーフロッグがこちらに向かってくる
(よしよし、単純な魔物で助かったな…)
突進してくるサンダーフロッグの皮膚が青白く発光し始める
〈感電装甲 がスタックに保存されました
初期コマンド:サンダーアーマー〉
どうやらこれがこの魔物の魔法のようだ
(フム…しかし雷を纏った体か…これは厄介だな…迂闊に近づけねぇ…)
そして、サンダーフロッグに突進される→躱す→突進される→躱すのループが始まる
(しかしこのまま回避し続けても埒が開かない…一体どうしたものか…)
そう考えていると、サンダーフロッグも同じことを思ったのか口を大きく開き舌を伸ばして攻撃してくるが…
…その舌は雷に纏われてはいなかった
「ストレージ起動!」
即座に収納魔法から鉄剣を取り出し伸ばされた舌を真っ二つにする
舌を斬られて大きく仰反るサンダーフロッグ…どうやら感電装甲も解けたようだ
その隙は逃さない
瞬く間にサンダーフロッグとの距離を詰め、その体を真っ二つに斬り裂く…
俺は息絶えたサンダーフロッグの死体を収納魔法に仕舞い込み報告へと向かうのであった
アセットの冒険者ギルドに到着した俺
どうやら受注した依頼の報告は何処の冒険者ギルドで行っても良いらしい
冒険者ギルドの受付に収納魔法から真っ二つにしたサンダーフロッグとその舌を渡すと、死体そのままであったため多少嫌な顔はされたが、依頼完了ということで報酬の2ゴールドとサンダーフロッグの買取り金1ゴールドを合わせた3ゴールドを受け取った
今の時刻は16時ごろだろうか…今からオールトに帰ればいい感じに夜ではあるが…俺は今日はアセットの宿に泊まって行くことにした
適当な宿に入り、料金を支払い部屋に通された俺
しかし、まだ寝るには早い時間の為
俺は時間を潰すにも丁度いい、と昨日今日でストックした魔法を試してみることにした
(まずは感電装甲…と)
「サンダーアーマー」
俺がそう唱えると…どうやら全身が雷に覆われているようだ
(おぉ!凄いな…、収納魔法はやっぱり便利だけど魔法って感じじゃなかったからな…こういうのだよ、こういうの!)
(しかもこれ…感電装甲を纏っていると雷で痺れなくなるっぽいな…!)
どうやらサンダーフロッグが自分の雷で痺れないのは身体的特徴ではなく魔法の副次効果のようだ
俺は思わぬ副次効果にも満足しつつ感電装甲を解除し、他の魔法も試してみるのだが…
どうやら回復系の魔法は傷などが無いとそもそも使用できないようで試すことは出来なかった…
折角盛り上がっていたところに水を刺されたようで少し気を落としてしまう俺であった…
処女作です!まだまだ未熟な身ですので暖かい目でご覧ください!
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