表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
君色レイニードロップ  作者: ひな月雨音


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

42/113

#40 もやもや

 懐かしそうに部屋を見渡すハル──



「……あっ、オレが貼ったシール。そのまま残ってる」



 聞きたいことが山のようにあるが、何から聞こうか悩むコウ


 で、結局……。



「ああ、それ俺もよく集めてたよ」



(おいっ! 俺っ! そんなことどうでもいいだろ! ハル君の子供時代の痕跡が、何でここにあるのか聞けよっ!)



「えっ? コウ君も?! やっぱり同い年だと話が合うよね」



 実に楽しそうに話すハル。



「……あ、あの」


「荷物をほどくのは後にして、まずはお店のこと、いろいろ覚えないと。さぁ行こう、コウ君」



(かわされた? ……いや、まずはハル君の言うように、お店が最優先だ)



「あっ、うん」



 こうして、もやもやを残したまま、コウの勤務は始まるのだった──


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ