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Scene19(END): I'm so 凸king angry.
1分もかからなかった。
私は手を叩き払いながら二階角部屋を後にする。
「ちくしょーっ、覚えてろよ姉ちゃん! 僕は怒った、怒ったぞ、クソ怒ったからな! この借りは、作品を葬られた恨みだけは、絶対に返してやる! ヘボでも物書きをなめんなよ、怒れる弟の一撃を喰らわせてやるからな! とっておきの方法で倍倍倍返しだ! ……っていうか、結束バンドはせめて切ってってくんない?、お~いっ!」
妖怪の喚き節を聞きながら廊下を進む。
飽きれに飽きれた。
ほとほと疲れた。
何しに帰省してきてたんだっけ?
せっかくの日曜休みをドブに捨てた気分だ。
もう帰ろう、お家へ帰ろう、仙台へ帰ろう。
そうだ。帰りも新幹線にしよう。
その前に、トイレに寄る。
中に入ってスリッパを履き、戸を閉めて、鍵をかけた。
便座蓋をあげる。
スキニーパンツを下ろす。
ショーツを下げた。
たら~っ。
と、透明な糸が股のあいだから垂れ落ちる。
「あっ……けっこう濡れてる」
(HOW DO YOU FEEL? HAHAHA!)




