幕間ーステータスー
シュレイが自身の魂の世界から帰還してきた経緯を聞いたセレナイトとオリジンは最初は呆気にとられたが、この人と生まれ変わりのあの子ならあり得ると結論付けた。
「そうですか......申し訳有りませんでした、まさかそのようなことになるとは。」
そういって頭を下げるオリジンを見てシュレイも落ち着きを取り戻してきた。
そうよ、別にアンがいなくなった訳じゃない。ただーーー。
「代償で目、が覚めな、いなんて......どの、くらい、ですか?」
恐る恐る聞くセレナイトは相変わらず髪を切られていたけどこの場で誰もその事には触れなかった。
セレナイト本人もアンが目を覚まさないことに罪悪感があるのか、それともシュレイに逆らえないだけなのかわからないがされるがままだった。
「どのくらいかはさすがの私もわからないわ.......案外直ぐかもしれないしね。」
そういうシュレイは頭に乗っていた花を両手で優しく抱き締めていた。
まるでそれがアンの代わりのように。
シュレイがベットにうずくまっていると、部屋全体を振動が襲った。
振動事態は微細な揺れだったが、調度品がカタカタと音を鳴らしていたので気がついた。
「?なんのゆれ。」
「また来ましたか......」
オリジンはため息を吐きつつ部屋の入り口の方角を見つめた。
シュレイは何のことか分からなかったが、昔のことを思い出すと魔皇城広場でのオプシディアとオニキスの戦闘訓練かな
と思っていた。
白い髪をおかっぱにされたセレナイトは灰色の目を潤ませつつシュレイに言った。
「200年、前に召喚された、魔王が、この城にた、まに攻めてくるん、ですよ。」
「ふーん最近のことなのね。でも、攻める理由はなに?」
魔王同士の争いは昔からあったが、その理由が基本的には領土奪取とか武力証明とかだが、今回もそんな理由なのかもしれないとシュレイは感じていたが違ったらしい。
断続的に続く揺れに不快な顔をせず、済ました顔でオリジンが言った。
「どうやら、魔皇になられたレーゼンを嫁に取りたいと求婚してきまして。」
「は?」
何を言っているのだろうか?と不思議に思うシュレイ。
「それがなんで攻めることに繋がるのよ。」
「ええ、不思議です。あの魔王は倒したら仲間にできると思っているらしくって私には理解しかねますけど。」
「意味、不明、です。」
そういう二人にシュレイは何となくその魔王のことが分かってきた。
つまり、召喚されていた魔王は、あの少年もやっていたゲーム感覚でいるということじゃないのかと当たりをつけた。
(仲間になりたそうにこちらを見ている。ってなると思ってるのねバカなの?)
シュレイが口に手を当てて笑いを堪えていると恐ろしいことを言われた。
「ちなみに魔王テルヤの嫁は5人いるとか。」
「私、は、洗脳とか、思考誘導での結果と、思う。」
「......チートスキル。これは不味いわね。やられると引き込まれてしまう可能性を否定できないわ。」
シュレイは立ち上がり、セレナイトの部屋を出ていった。
その後を二人のメイド服を来た彼女達が続いた。
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闇
種族:【新種】半魔法精霊マンドラゴラ
タイプ:魔法想花
コア:5000/5000(1200)
MP:100/100(120)
魔法:【小さな庭園】
発動スキル:【想天花】 ーーー ーーー
固有スキル:【絶叫】【花粉】【想天花】
保有スキル:【霧衣】 ーーー
備考:魔法領域の特殊時空間消失により時間軸を同期。
なお、現在主人格昏睡のためスキルにより緊急措置。




