表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
75/82

(´・ω・`)


 透明空魚(クリアフィッシュ)も、美味かった。ポムの実と、マリネにしたら、爽やかさが、ハンパない。


 2,3日。調合を待ちながら、釣りと、カニを獲って遊ぶ。


 カニを捕りに行ったら、猫の獣人に会ったので、爺ちゃん秘伝のカニの取り方を教えてあげると喜ばれた。

 彼らは、赤の森を荒らす、ネズミ族を無意味に狩るのがブームらしい。猫の血が滾るのだとか。

 いいぞ、どんどん、お殺りなさい。嬉しくなり武器まで無償提供し、異世界の戦争の裏に暗躍する男、ゼル。



「ん。ゼル、第1弾が、完成した。」


「レイ、流石だな。どんどん頼む。チュワークの所へ持っていこう。」


「ゼル、あのね。全部終わったら、最後に、ちゃんと褒めて。」


「あぁ、分かった?」


 理由は分からないが、何だか、寂しそうなレイ。後ろ髪を引かれながら、エアロバイクで、チュワークのアジトに向かう。


 レイは、飛んでいくゼルを見ながら、終わりの日が近い事を憂う。試合は終わっていて、すでに感想戦に入ってる。ゼルとの別れの日は近いと。



 チュワークのアジトについたゼルだが、ここで、想定外のトラブルが発生した。


「納品に、来たのに、何故受け取らない。」


「チュチュウ、チュワーク会長、自ら確認するとの事デス。会長とプロテインさんは、外出中で、明日には戻るカト。」


「ここに来て、コスい手を使うじゃねぇか、チュワーク」


 受け取らなければ、契約は完了しない。沸き立つ怒りを、近くのネズミに、ぶつけて、この日は、諦めた。


 次の日も、その次の日も、チュワークは不在だった。完全に逃げの構え。あのくそネズミがっ。


 さらに、翌日。ふと、ある事に気付く。あの卑劣野郎は、もっと狡猾だと。受け取り拒否するのは、90個以降だ。それまで平然と受け取り、そこから番外戦術をしてくる卑劣な商人だ。どういう事だ?

 

 そして、その日、見た事のない太ったネズミの口から、驚愕の事実が判明する。


「なぜ、チュワークが出てこない?」


「くチュチュ、チュワークのお客さまデスカ?チュワークとプロテインは、死亡して次のトップは、この私、チューズルになりましタ。」


 奥の部屋から出てきたチュワークの後任と名乗る太ったネズミ男が、宝石をジャラジャラさせながら、話す。吐く息は、チーズ臭い。


「何だと、プロテインも死亡?」


「くチュ、まあ彼は脳みそが筋肉でしたからネ。全く無能の後を引き継ぐと大変デス。チュワークの功績は、あのウザい筋肉を始末したコトぐらいでショウ。新しく提携を結ぶ勇者に期待デス。」


「そうか、邪魔したな。」


 

 こうして、つまり、このタイミングで、チュワークの死亡=チュワークの、赤の森ご利用100年契約が切れた。


 最強の宿敵は、冒頭で、トラックから女児を救ったハヤトという第三者の同郷の人間に、浄化され、呆気なく幕切れを迎え、物語は、エンディングに向けて進みだす。


 レイと交わした約束は、ほぼ終わり、残すところ、ポムの樹の守護者を用意すれば、ミッションクリアとなる。




 実に、もやっとした感じで、


《赤の森》の完全奪還を果たした!



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ