原案4 封印魔王復活①
最近流行りのジャンルですね。
魔王といっても魔族の王じゃなくて魔法使いの王ですが。
・設定
魔法全盛期の時代、とある小国が突然破竹の勢いで他国を征服し始める。
僅か10年足らずで大陸の大半を領土とした小国は帝国となり、国王は皇帝を名乗った。
やがて世界は知る。帝国の強さの秘密は1人の少年にあった事を。
人間のみならず天族、魔族、妖精族、精霊族、竜族、亜人族、全ての種族から敬われた少年。
魔法使いの王、魔王と呼ばれた少年。しかし、彼は突然姿を消す。
それから僅か数年で帝国は内乱によって分裂し、事実上滅んでしまう。
数百年の時が過ぎ、少年の存在が伝説の彼方に消え去った時魔王は再び降臨する。
・勢力
帝国
元は小さな小国の1つだったが大陸の大半を平定し覇者となる。
多数の国家を併呑したため他種族国家であり、基本的には全種族平等。
信教の自由もあるが魔族と獣人、竜族を邪悪な者として排斥しようとする聖教会が勢力を伸ばしている。
王族(現皇族)は神族の血を引いていると言われ、固有の特殊能力に目覚める者が稀に生まれる。
建国皇帝には3人の息子と4人の娘がおり、固有能力を持っているのは皇帝自身と第3皇子、第2皇女。
聖教会
神族の代弁者を自称する集団。慈善活動を行う一方で、選民思想や人種差別を撒き散らす。
前者の選民思想には貴族などの有力者が多く係わり、後者の人種差別には他種族によって不利益を被った者達が関わる事が多い。
最大の問題は、信者の子供には物心がつく前から教会の教義が教え込まれる点である。
年々勢力を拡大し、同時に過激になっている。
神族
世界を創ったと言われる存在。どこに居るのか、そもそも実在するのか全てが不明。
一説には世界と同化し、消え去ったと言われている。
精霊族
世界の維持管理を行う自然現象の化身。
契約を結ぶことで力を借りる事も出来るが、基本的には完全中立。
天族
神族の下僕であった天使の末裔とされる種族。金髪碧眼で白い翼を持つ。
法力を操る神聖魔法に高い適性を持ち、数は少ないが個々の能力は非常に高い。
あまり他種族と関わろうとしない閉鎖的な種族。
祖先である天使たちは、天界と呼ばれる世界で眠りについていると言われている。
魔族
地の底にあるという魔界の住人、悪魔の血を引くと言われる種族。
やや好戦的だが邪悪というワケではない。
魔力操作に優れ、魔法が得意。邪気を操作する暗黒魔法や死霊術の適性もある。
個体差は大きいが総じて戦闘力に優れ、兵士や傭兵、冒険者となる者が多い。
妖精族
精霊と同化した人族を祖とする種族。エルフやドワーフなど、お馴染みの種族たち。
帝国とは早くに和解した為、主権を持った国家として残っている。
属国ではあるが、事実上の同盟国。
精霊との相性が良く、魔法や技術力に優れている。
獣人族
神族の一柱である神獣や、その眷属たる聖獣の加護を受けた人族を祖とする種族。
獣の特徴を持つ人から、2足歩行の獣まで様々なタイプが存在する。
身体能力に優れ五感が鋭い。また、気と呼ばれる生体エネルギーの操作にも優れる。
魔族同様の職業に就く事が多い。
竜族
神族の一柱である神竜の末裔。西洋タイプを竜、東洋タイプを龍と呼称する。
竜は身体能力に優れ、龍は魔法能力に優れる。
知性を持たない低位の竜は魔物として扱われる。
高位の竜は生まれた時から言葉を解し、竜人形態に変身できる。
帝国とは不可侵条約を結んでいる。
人族
神族の姿を模して創造されたと言われる種族。最も数が多く、最も個体差が激しい。
あらゆる種族との混血が可能なため、原種族とも呼ばれる。
そのため、人族こそが至高という選民思想に憑りつかれる者も多い。
能力的には突出した点は無いが、劣る点も無い。
亜人
上記の種族以外の人型の種族の総称。知性を持たず凶暴なため魔物と同列に扱われる。
稀に知性を持ち他種族と協調する個体も現れ、そういった個体は魔族として扱われる。
・登場人物
主人公 帝国第3皇子 銀髪紫眼 10代半ば
魔族の側室を母に持つ。母から受け継いだ【真理の魔眼】により魔力や魔法構成を視認できる。
あらゆる自然現象を司る最高位の精霊である万象精霊と契約している。
万象を読み解く魔眼と、万象を操る精霊の力により、あらゆる魔法を創り出す事が出来る。
固有スキルはマジックアイテムを吸収し、自身のスキルにする【魔具同化】。
魔法創造は本来ならば人間の身では魔力が足りず、制御不能な能力だ。
しかし、固有スキルによって強力な魔道具をその身に取り込んだ結果、彼は不可能を可能にしてしまった。
例えば古代のデータベースである賢者の石により知識を得ており、神代の魔力炉【無限光】によって莫大な魔力を持つ。
しかし、自分に近しい者や興味のある事にしか関心が無い。
その為、次期皇帝レースにも興味は無いが、その力故に支持者は多い。
異種族との交流には積極的なため、異種族の支持者は多いが聖教会からは嫌われている。
皇帝
主人公の父にして帝国の建国皇帝。元々は小国の王であったが、主人公の創りだした強力な魔法を武器に大陸を統一した。
元々温厚な人柄だったが、横暴な大国の専横に我慢できず決起した。
固有スキル【栄光の旗印】は自分が指揮する軍を強化する。
異種族との仲は良好。しかし、跡継ぎの3人の王子にそれぞれ欠点があり後継者に悩んでいる。
長男:平民に高圧的で横暴
次男:他種族嫌いで聖教会にベッタリ
三男:皇位に興味無しの魔法バカ
第1皇子
人族の正室を母に持つ。父同様周囲の大国の横暴に苦しんでいた。
しかし、自分が支配する側に立つと鬱憤を晴らすように暴虐に振る舞うようになる。
彼にとっては民は搾取の対象でしかなくなっている。
そのため今の帝国の民を尊重する方針に反対している。
その思想から貴族や軍の一部に支持者が多いが、民からの支持は低い。
第2皇子
第1皇子と同じ母を持つ。温厚で理性的だが他種族に対して偏見を持っている。
思想的に近い聖教会と繋がりが深く、信者からの支持が強い。
妖精種の国や竜族の国を完全な属国にするべきと考えている。
魔族や獣人も奴隷にするべきと考えている。
第1皇女
正室の娘。第1皇子派。我儘で派手好きな行き遅れ。
第2皇女
妖精種の側室の娘。公爵家に嫁いでおり、後継者争いからは離れている。
夫が主人公と交流があり、その関係であえて分けるなら第3皇子派。
実は父と同じ固有スキルを持つ女傑。
第3皇女
正室の娘。異種族嫌いなので第2皇子派。卑屈で臆病。
第4皇女
主人公と同腹の魔族の側室の娘。幼過ぎて後継者争いには係わっていない。
魔眼は受け継いでいない。
聖教会教皇
人族こそが至高と考えるレイシスト。外聞が悪いので天族や妖精族への批判は控えている。
しかし、その分を魔族、獣人族、竜族にぶつけている。
生粋の扇動者であり、独善や偏見を他者に信じ込ませる天才。
第2皇子と手を組み、他種族を隷属させる国家の樹立を目論む。
次期公爵
主人公の幼馴染で第2皇女の夫。主人公より年上だがどこか子供っぽい無邪気な性格。
しっかり者の嫁に頭が上がらない。父は皇帝の弟。
あえて言うなら第3皇子派だが、主人公が皇帝位に興味が無い事も理解している。
次話はあらすじというかプロローグ紹介。




