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作文  作者: 花見 福馬
49/90

No49

あの日から


あの日僕の街は すべて崩れ落ちた

家も 庭も 学校も 机も

友達さえ遠い遠い 空の星に・・

優しかった海が 牙をむいたんだ

逃げても 追って

逃げても 捕まって

すべてを呑み込んだ


あの日僕の夢は すべて崩れ落ちた

希望も やすらぎも 皆で語った未来も

父と母さえ遠い遠い 空の星に・・

いつもはしゃいだ海が 牙をむいたんだ

叫んでも 届かない

しがみついても 離されて

すべてを呑み込んだ


蒼い海よ

あんまりだ あんまりだ あんまりだ

蒼い海よ

いつも僕を 優しく包んでくれたじゃないか


あの日僕の心は 暗い闇におちた

悲しみも 悔しさも 数えきれない涙も

思い出さえ遠い遠い 空の星に・・

僕の大好きな海が 牙をむいたんだ

手を伸ばしても 届かない

抱き合っても 離されて

すべてが闇におちた


星を数えるよ 何千 何万と

せめて輝いて 何千 何万と


季節は行き また巡る

そしてまた あの日が・・


僕の心は 今も癒されやしない

僕の心は 今も悲しみを抱いている


僕は今 何を求めればいい

大人になったら 僕は何を思う


あの日のことは 決して忘れない

あの日からも 僕はこうして

生きているのだから・・





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