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No32
僕は
晴れだと思ったら突然の雨
落ち着きのない天気模様か
今朝の僕の気持ちもね
昨夜の決心がもう揺らいでる
まるで今日の空のように
優柔不断な僕なのさ
子供の手を逃れ風船は
風に吹かれて右左
今の僕の空しさを
昔の僕がなぐさめる
乱れ舞い上がる風船は
気持ち決まらぬ僕なのさ
川に流れる笹舟は
川の流れには逆らえず
この僕の心とからだは
時の流れにさえ乗りきれず
流れのままの笹舟は
らしさを忘れた僕なのさ
雨粒が増したら轟く雷鳴
荒放題の空の叫びか
何もない僕の心は
激しさと温もりどちらに向かう
怒りにも似た雷鳴は
心開けぬ僕なのさ
雨上がりの虹でさえ
美しさより儚さを
戻ってきた静けささえ
今の僕には必要ないな
いつか心が優しくなれたら
いつか心の痛みが消えたら
僕らしさが戻ってくるよね
巡りめぐって戻ってくるよね




