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No28
風
過ぎる季節をいつも感じて
暮らした日々は遥か昔
春の花と夏の夕暮れ
僕の心は爽やかに過ぎた
手を握れば壊れそうで
肩を抱けば秘密の香り
夢を語り 幸せ祈り
あの日吹いてた風は何処に
そこに生きる人と出逢い
ふれた日々は遥か昔
優しさとか温もりのなか
僕の心は穏やかに過ぎた
唇を尖らせすねる真似の君
頬杖をつく何気ない横顔
夢を追い 幸せを誓い
あの日吹いてた風は何処に
めぐる季節に気づきもせず
過ぎる時さえ僕を忘れる
秋の足音 冬の嵐
僕の心は空しさを叫んでる
あの日の風は僕に何を
言うつもりでいたのでしょう
あの日の風は君を何処に
連れ去ってしまったの
あの日吹いてた風は僕の
本当の気持ち知っていたのか
あの日吹いてた風は君の
本当の気持ち知っていたのか
あの日の風がもう一度吹いたら
僕は何を願うのか
あの日の風がもう一度吹いたら
僕は何をためらうだろう




