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タイトル未定2026/01/29 18:26
次の夜、流花は久しぶりにbar「ジェシカ」のバイトに出かけた。
マスターからイヤモニを受け取った流花は、驚きの声をあげた。
「私がいない間に、進化している」
「それがあれば、厨房のたきさんと気軽に、やりとりができるでしょう」
流花はさっそく、耳にイヤホンをつけた。
「マスターは、しないんですか?」
「たきさんと意思疎通ができていれば、良いですよ」
「わかりました。マスターあれから、大門君はどうでしたか?」
「起きた時、あれって感じでしたけど、今度はいつ来るかなぁって、楽しみにしていました」
「よかった!」
そんなやりとりをしていると、常連客の男性二人が、店の中に入ってきた。
「いらっしゃいませ」
流花は笑顔で、男性客が座ったテーブルに行った。
男性客は、声をあげた。
「やっと、来てくれた!会いたかったよ」
「はい。また宜しくお願いします」
流花は注文を取るとイヤモニで、厨房のたきこに伝えた。
そしてカウンターの中にいる、マスターの側に行き、男性客が注文した酒を伝えた。
流花の首元には、銀色のチェーンに繋がれた、マスターからもらった指輪がかかっていた。
カウンターの中で、客が注文した酒を作るマスターの左手の薬指に、マスターは母親の形見の指輪をはめていた。




