タイトル未定2026/01/29 18:24
よく晴れた土曜日、マスターと大門と流花は、海の近くにあるテーマパークに出かけた。
テーマパークと言っても、恐竜の巨大な骨組みや、地震はどうして起きるのか、虹はどうやって出来るのかと言った科学をメインにしたテーマパークだった。
何処に出かけるかマスターは、大門と一緒にパットで検索をした時、大門が一番興味を示したのだった。
楽しそうにいろんな実験をやる大門を見て、マスターは流花に言った。
「大門に付き合わせてしまって、すみません」
「出かけること、大門君と約束をしていたし、私も楽しいです」
「七海ぃ〜流花お姉ちゃ〜ん」
大門が呼ぶと、流花は笑顔で大門の方へ走って行った。
「これ、どうやるの?」
「こうだよ」
大門はやり方を流花に教え、流花はまるで童心に返ったように、大門とはしゃいでいた。
テーマパークを出ると海があり、そこで流花が作ったお弁当を食べた。
流花は手回しよくお弁当の他に、レジャーシートやおしぼりや水筒や紙コップを持参していた。
「用意が良いですね」
流花が用意をしたおしぼりで手を拭きながら、マスターは言った。
「お弁当を持っていくんだから、これくらいは」
側では大門が、流花が作ったお弁当をほおばっていた。
お弁当を食べ終え片付けが終わると、大門が言った。
「海に行こう!」
「おい、おい。濡れるだろ。帰りも電車とバスを乗るんだぞ」
「大丈夫!タオルも、持ってきました」
タオルを見せた流花に、マスターは少し呆れたように笑った。
大門と流花は靴下と靴を脱ぐと、裸足で波打ち際に走って行った。
そんな二人をマスターは笑顔で、携帯の動画に収めていた。




