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22. ネットで紅緒とおしゃべり

22. ネットで紅緒とおしゃべり


 ある晩の遅く、机の上のPCが、紅緒からメッセージが来たことを通知した。


紅緒「聞きたいことってなんですか?」


千草「和田っちと若葉って仲良いよね」


紅緒「はい、あのふたりがWBSYの中心ですから、仲良くないと困ります」


千草「いつから仲良し?」


紅緒「ふたりは中学の同級生です」


千草「若葉は確か合唱部?」


紅緒「和田っちは吹奏楽部打楽器です」


千草「その頃から叩いてたのね」


紅緒「WBSYは和田っちが若葉を誘って始めたらしいです」


千草「らしい?」


紅緒「私は高校からこっちに引っ越してきて、和田っちに誘われてギターを始めて、WBSYへの参加は一番最後です」


千草「ほう」


紅緒「さとみんと若葉は音楽教室で昔から一緒です」


千草「そうだってね」


紅緒「バンドの中では私は新参者です」


千草「私も新参者だよ」


紅緒「でも、若葉と姉妹」


千草「料理付き合いは長いけど、一緒にバンドやるのは初めて」


紅緒「そんなものですか?私は一人っ子だからよくわからない」


千草「そんなもんだよ」


紅緒「ところで千草先輩には幼馴染とかいますか。美人の女子とか?」


千草「高校の連中とはみんな離れちゃったね」


紅緒「そうなんですか」


千草「久しぶりに会いたいのが何人かいるけど、みんな男だ」


紅緒「ホモですか(笑)」


千草「やめやめやめ」


紅緒「冗談です。すいません(笑)」


 紅緒から、夜中にちょくちょくメッセージが来るので、ギターやバンドのことなどふたりでいろいろとやりとりしているのだった。




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