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芋畑から異世界に  作者: たんたんタヌキの
97/190

95 リビングルームにて

-side 武丸 -


 どうしても狒狒丸に勝てない・・・

 狒狒丸が記憶を取り戻してから、勉強で負けるのは当然、しばらくすると武術でも勝てなくなった。

 早さ、力では勝っているのだけど、試合ではどうしても勝てない。


 今、夕食後に家族でリビングルームに集まっている。

「王手!」

「・・・負けました。」


 今もお父さんが子供の頃、遊んでいたという将棋で負けたところだ。


「狒狒丸は強いな。」

「兄さん、俺は・・・」


「武丸、狒狒丸は転生者や~ゲームや勉強ではある意味大人と一緒やで、7歳で勝ったら凄すぎるわ。気にしたらあかんで~」

「そうだぞ、まずは勝敗よりも自分を鍛えることを重視するんだ。」


「・・・僕よりも狒狒丸が王に相応しいと思うのですが・・・」

「何を言っている!お前達はまだ幼い。そう言うことは、後10年立ってから言え。」

「そうやで~、イチローはんを見てみ~。賢かったら、強かったら王に相応しいというもんでも無いんやで。」


「をい!」

「その通りだ。部下をどれだけ上手に使うか、これが王の能力だ。まだ難しいかもしれんが覚えておけ。まあ、我が君が上手いかどうかについて言うつもりはないが。」


「兄さん、俺は王などにはなるつもりは有りませんよ。(だいたい、親父の思っている理想の王なんて成りたいなんて思わんわ。)」

「・・・狒狒丸。」


「俺は兄さんを支えるつもりです。だいたい、俺はリーダー向きの性格じゃないですから。」

「確かに7歳に本気を出す性格は向いてないと思うわ~。」


「まあまあ、皆でトランプでもしようか。」

「将棋、トランプ、我が君の元の世界には面白い物が多いな。」


「(パソコンとゲームはこちらで作れなかったけどね・・)」

「なんや、イチローはんも狒狒丸ももっと面白いもんが有るみたいな顔やな~。」


「・・・いや、じゃあカードを配るぞ。(こうやって家族でゆっくりするのが一番楽しいからな)」


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