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73 惚れた腫れたでは有りません
「ざけるな!王妃になる約束などしてねぇ!」
「とは言ってもの・・・お主は「東夷の復興の全力を尽くす」と約束をしてくれははずじゃぞ?」
「王妃にならなくとも復興の役に立つはずだぞ!だいたい、愛のない結婚なんて・・・白銀、黒姫も数カ月で惚れたっていうのか!」
「うーん、惚れたんは結婚後?というか惚れた腫れたじゃなくて「チーム愛」って感じやしな~。」
「言われてみれば、我が君とは恋人というよりも家族と言ったほうがしっくりくるな。特訓の時などは出来の悪い弟みたいだったしな。」
「ぐはっ」
「まあ、藍華が納得するまでは形だけということになるかの。」
「おい、形だけってどういうことだ?」
「うむ。王妃が復興の役に立つのは「国王」と「英雄」の子作りが国の活性化に繋がるからじゃから・・・嫌いな者と無理矢理子作りということになると悪影響の方が大きいからの。
まあ、ゆっくりとイチローと東夷の良さを判って貰えば良い。
ただ、央華からどんなことを言ってくるか判らんのでな、形だけは整えさせて貰うぞ。」
「・・・形だけだからな。」
「勿論じゃ。(まあ、藍華の性格からして、ほだされるのに3年もかからんと思うがの)」




