やってしまった……呑気に遊んでる場合じゃないのに!:3
「ハドソンさん、先行きます。状況によっては病院に戻ってください」
「え?どう言う事です?」
「……戦闘になるかも知れません」
原石銃を抜くと、銃と腕から原石の糸が飛び出して公園の先を指し出した。
(……誰かいる)
公園の中、人影を発見する。
そして、今日聞いたあのざわめきが響き始めた。
銃を構え、そいつに向かって歩く。
(レベリオだ)
姿がはっきり見える。
閑静な公園の中央、緑の芝の中央に立つレベリオ。
その足元に、誰か居る。
『こんにちは』
レベリオがこちらを振り向いた。
瞬間頭に言葉が流れ込んで来る。
「うが……うるさい!」
「やあやあレガリアくん、ちゃんと聞こえてるんだね」
レベリオがこちらを見て笑っている。
笑う彼の背後から、土で出来た巨人が飛び出して来た。
「な……!」
咄嗟の事だが音響弾を頭上に撃ち、もう片方で原石銃を土の巨人に放つ。
「アアアア!!」
砕けた巨人から悲鳴が聞こえる。
「……っう……何よ今の」
『さようなら』
今度は別の、悲しげな声。
「すごいねぇ、大した威力だ、よくそこまでやる、材料は、何人分、上、妬ましい、レガリアくん」
何人ものレベリオが同時に喋る。
「一体誰が、その武器の素材になったんだい?」
「は?」
「そんなに強い武器だ、強い、怖い、酷い、悲しい、素になった人も君も強い絆で結ばれていたんだろう?誰なんだい?」
彼の言っている言葉がわからない。




