↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最弱にて最強の  作者: 凪
3/50

三幕目 訳ありの三人

 元姫様は日本でも、芸能人にも存在しないぐらい綺麗な子だな。

 絶世の美女と言っても過言じゃない。高貴そうな顔立ちで、長い黒髪でポニーテールだ。こっちでは何って名前かな。綺麗な髪だな。

 体型はスレンダー体型だけど胸は有りそうだな。男の子だもの。肌は色白だ。耳の尖りか目を引く。


「御公儀の沙汰により、奴隷となりました。気位が高く持て余しています。」 

 女将さんが腹立たしそうに説明する。


「そのような事、話さねばよいのでは」

 中松さんが質問する。

「御公儀の定めです。商談は包み隠さず話さねば。商人株を取り上げられます」

 女将さんがコホンと咳払いをして続けた。


「弓と剣術に小太刀を修めています。水と風の精霊魔道が使えます。家事はできません」

 そりゃあ、元姫様だから家事は無理か。

 ツンとしているが内心は不安でしょうがないと感じた。

 勘が告げる。

 掘り出し者だ。


 かご? 精霊の加護と耳元で誰かが囁く。精霊? 風の精霊の加護を受けているのか。うーん。


「次は、和風付きの侍女でした。真風まぜです。妖鷹ようたか族です。翼人です。妖鷹族は翼を自由に出し入れできます。十六歳になります。家事全般に接客・礼儀作法は素晴らしいです。和風から離れたがりません。杖術と剣術に弓が使えます。魔道は風が使えます」

 無言で御辞儀をした。

 可愛い系でアイドルができそう。小柄で黒髪髪を結ってない。勝ち気な感じがする。


「次は、和風付きの別式女べっしきめ(男装侍)だった。虎族の琥珀こはくです。十七歳です。家事全般・接客・礼儀作法を身に付け、武芸は相当な腕前です。虎牙こが流の薙刀と長巻ながまきに太刀、柔術を身に付けおります」

 こちらは、更に勝ち気な感じがする。ボーイシュで凛々しい感じ。身長は高めで虎耳だ。茶色の髪でショッウトカット。


「獣人と翼人の二人は、半獣変化へんげと獣変化両方出来ます。三人は一緒の売却を希望しています。態度さえ良ければ容姿と技量に家柄です、かなりの高価となるでしょうに」

 勘が告げる。三人の隠された能力と隠れた才能。 

 うーん。前の二人、迷霧と炎は買い。

 訳あり、三人は、うーん。



『森人以外で、声が聴こえいる。すご~い。和風様を仲間にしてよ・・風の精霊が、風が守るから。みんなを守るから。お兄さんに力をあげるから。お願い。風の名をもつ人』



 声が聴こえる。精霊?


『風の精霊だよ。和風様は、風の大精霊様の加護を与えられし方。和風様を仲間にしてくれば、お兄さんが風の精霊魔道が使えるようにするから。和風様を三人を守って。風の名をもつお兄さん。お願い』


『我、水の精霊の声も届きますか。水の精霊からもお願いします。私達の助力で良ければ。精霊魔道は森人族のみ。人間族の貴殿には魅力でしょう。森護の姫をお助け下さい』


『土の精霊も和風様と貴方様に力を預けえよう。森人の姫様を助けて下され』


『火からもお願いします。和風ちゃんと凪ちゃんに火が火を渡すよ。悪い事には、使わないでね』


『植物の声~聴こえ~て~る。植物の精霊~。二人に~しょく精霊魔道~使えるように~するから~。森を大切に~してね~。和風~を助けて~風の名の人~』


 五つの精霊からの願いか。精霊魔道は魅力的だけど命令に従ってくれるかな。


「御公儀は、三人を奴隷身分に落としただけです。主人が他界した時は、遺言が有れば解放になります。無ければ、自害です。奴隷商で手続きをすれば解放できます。

 三人は、簡要と赤と黒奴隷魔道具の拘束洗脳でさえ効かず。精神力か魔道力かは、解りませんが全ての魔道具をこわしています。

 反抗的でなければ、明日の大競り市で天井知らずでしょが。しかし、この状態では大競り市で売れても、騒ぎになるでしょう。返品不可の条件付きでの値段です。逃亡叉は反逆しても、当方は関知しないのが条件です」


 女将さんは、お茶を飲んでから続けた。


「実を申しますと、和風のみの身請け話は五件あり。三人共の身請け話が三件あったのですが、三人共拒否しました。赤と黒奴隷魔道具はこの件で壊しました。他に一月に一度開催される、小さな競り市で和風のみの金額は、その競り市では最高金額の千両でした。魔道具がはめられなければ無いこととなります」


 女将さんは息を整える。

「三人で格安の百両では」

 女将さんが値段を提示してきたけど、まさかの九割り引き。有り得ない。



「森護家は名門です。森護の姫だけでも、明日の競り市に出せば、四百両から始まるかと、魔道具さえ破壊する精神力でしかも反抗的。よほど手に余てっるかと。安いは安いですが」


 中松さんが耳打ちしてくれた。



 うーん。どうしよう。


 三人が命令に従うのなら、精霊関係無く買い。

せっかくの九割り引きだし。



 よし。面談しよう。


「炎と迷霧。後の三人、和風と琥珀に真風と六人だけで話したい。人払いで」


 中松さんの眉毛が上がった。







 改定しました。 

 長巻は、お買い物編で解説します。

 日本の物です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。