1話 【物語の開幕】
やっと序論ということで本編に入りました
長い話になりましたがこれくらいが普通になってくんで
よろしくお願いします
視点:飛車
「よ、飛車」
そう言って走ってきたのは電
「なんだ?電」
そう俺が聞くと電は
「モンスターの退治でも行こうぜ、決めてあるから」
「なんでもいいや、最近体動かしてなかったしね」
その一言から即座に準備をしようとしたら
「そういえば武器はなんにするの?」
いつも同じのはずなのにその質問をしてきた電を疑問に思いながら
「いつもどうり水属性の剣だけど」
「やっぱ?飛車は昔から水の剣を愛着してるしね」
「ところで何の敵を倒しに行くの」
どういうと電は少し目を輝かせながらこういった
「血の火鶏ゼーク」
「血の火鶏ね~」
倒した経験ないしな
「電は倒したことあんの?」
「いや、それがないんだよね」
「ま、面白いじゃねぇか、頑張ろうぜ」
~30分後~
ついた瞬間ゼークが突っ込んできた
「いいねぇ、ぶっ倒してぇ」
飛車と電はすかさず避けたらゼークが空高く飛んでいった
飛車はよ~く狙って発魂した
発魂とは手に気合を込めて手から狙った場所に飛ばす技だ
上手くゼーク当たって少し降下したところを電が小刀で何発か切った
いい感じで攻撃してたのに途中で攻撃をやめた
そしてゼークとは逆の方向におもいっきり走りだした
その瞬間察した
電が何をしようとしたのか
あいつは・・・死ぬ気だ
「おい!電死んじまうぞ」
「飛車、人間はいつか死ぬんだぜ?」
「だからって今死ぬような行為をしなくても・・・」
「死ぬ?俺が龍火ごときで死ぬかよ」
龍火は俺ら魔導師の最終奥義で50%の確率で人間を殺せ残りの確率で自分が死ぬという本当に最終奥義といった技だ
しかし龍火を完璧に習得すれば80%まで成功率を上げることができる
まさか電は龍火を習得したとでもいうのか?
そんなことを考えてるうちに真実は分かった
俺は・・・俺は騙されてたんだ
それが解ったのも次の電の一言でだ
「俺は最初からゼークを倒す気なんてねぇよ、元からこの龍火は飛車、てめぇに向けた発射だよ」
こいつは意味がわからない、今までやってきたパートナーに殺されんのか
確かに俺が死ぬ確率は高いが外す可能性、失敗する可能性も含めれば・・・って俺は何を考えてるんだ、まずは電を止めなければ
でも遅かった
「じゃぁな、飛車 楽しかったぜ」
今までに見なかった最高の笑顔でそう言った
龍火はやめろよ・・・楽しかったならなんで・・・
すごい音がした、いわゆるこれが爆音ってやつなんだろう
「死んでたまるか!」
その気持ち一心に俺は思いっきり発魂をした
しかしそんなので抵抗できるはずもなく
俺は死ぬ
はずだったんだが
「成功・・・・・・・・・・・・・・・・してない?」
爆風でゼークは死んでいた
それと一緒に最高で最悪な仲間も
しばらく声が出なかった
何秒か 何分か 何時間か 何日か 何ヶ月か 何年か 何世紀たっただろうか
「死ぬなよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」
今日、この暑い日に最悪のパートナー電が死んだ
〈あの時はさ、俺も、他のみんなも気付いてなかったよね、これは悲劇の始まりにもなってなかったことを・・・ここで終わってくれれば楽しかったのにな〉
続いて視点が変わります




