表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
消え行く世界で  作者: 春夢
10/14

消え行く世界で9

「実は昨日泊まった家の私が寝た部屋でこんなものを見つけたんだけど、君はみたい?」

「なんだよ急に……『消滅の情報』?どういう本なんだ?」

「手書きみたいだよ。面白かったよ?」

「見せろ」

「じゃあ、今日もお風呂入りたいな」

「……可能ならやってやる」

「うん!じゃあはい、この本見ていいよ」

「ありがとう。ええと……消滅の中心地?」

 その本には、消滅は2人が住んでいた県を中心に世界中に広がっていったと書いてあった。丁寧に世界地図の写真も貼ってある。その写真には、2人が住んでいた県を中心に同心円状どうしんえんじょうの線がいくつも引かれていた。そして線には日付が書いてあった。1つの線ごとに1日のようだ。

「これが本当なら、俺たちが住んでた所に戻って原因を探すべきだな」

「……やっぱりそうだよね。この旅はなんだったんだろう」

「この3ヶ月はなんだったんだろうな」

「でも、やっと目的地ができたね」

「ああ。それじゃあさっそく向かう…なぁ、ここって何県?」

「……」

「……」

「よし、とりあえず別の県に行こう。県が変わるところに看板とかあるだろうか、それでわかる!」

「あそこに見えるのが通天閣だか大阪かな?」

「……そういえば見えるな」

「うん。じゃあ方位磁針使って帰ろうよ」

「そうだな……」

短いですが、話の流れがあるのでここできりました

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ