魔王① 日常に潜む真性
はじめまして!
先行き不明、継続未定
思い付いて書いてみた……どうしよう(震え
ってか投稿出来るのか?
何もかもが始めての試み。
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さてと、
「それじゃあ、先に上がります」
「「「お疲れ~」」」
作業服から着替え、ロッカー室から出る。
(来週は月曜から現場で手直しか、図面見た限りじゃあ、一回取り外して加工しなきゃなぁ。)
どうやら先月搬入した品物のサイズが現場でズレているらしい。
写メで現場の様子を見せてもらったが確かにアレはアウトだ。
図面を見たが不自然な所は見当たらない
それでも実際に現場で不正品が出たんだから儂らが行かねばな。
(養生マットに脚立に電気ドリル、後は何かあったっけか。)
必要な物を思い浮かべながら階段を降り、事務所の前で舟屋部長に会った
「お先です」
「はい、お疲れさん、来週は頼むな」
「まぁ、なんとかしますよ、と言っても儂は厳さんの手伝いだけでよさそうですけどね。」
「まぁなぁ~。と言うか作ってる時に気付いてくれや」
「無茶言わんで下さい、あれ作ったの儂やないですよ。日報見たらあの日は儂、自分の所で○○学校の分の組立てしてましたし」
「いや、わかってるって、アレは浜田の馬鹿が数値間違えとった」
「確定ですか?」
「あぁ、今さっき見付けて来おった。」
「うわぁ、かったるい。」
「そう言わんといてくれ、
じゃあ月曜運転頼むな。」
「了解です」
まぁ、なるようになるさね。
どっとはらい。
駐車場で、車にキーを刺す。
(かなりの熱を持ってらっしゃる)
朝から夏の陽射しをその身に受け続けた車体は熱を冷まし切ってはいない御様子で。
(クーラー入れるか、ガソリンががががが)
年々高くなるガソリンに戦々恐々とするワタクシです。
「布勢さん!」
「ん?山か、どしたん」
工場の方から同僚の山元が小走りでやって来る
「これからのご予定は?」
「駅前のゲックスで新刊の前売りを覗くって、
……今儂に声かけたってこたぁ」
「しゃあ!」
ゲックスはアニメやらマンガの専門店だ、山の奴はアニメ、中でも魔法少女物が大好物で……
「やっぱりかい、で?乗ってくかい?」
「あざぁす!」
こうして儂の車に相乗りして行く、と。
「人増えねぇっすかね~」
「なんだよ、いきなりだな、ってもなぁ、
今高卒とか入って来てもどうせあっちに配属だろう?」
工場での売り上げはうちの班よりもう一方のほうが高く戦力はどうしても偏ってくる。
単価からして違ってくるから仕方ないんだけどな
それでいて加工から組立てまでメンドくさいってのがまた。
「……ですね、今の時期なら手が空いてて仕込むのとか都合良いのになぁあぁ、再来月とか地獄だろうなぁ」
「鬱になること思い出させんなよ……」
学生が減るのでそのタイミングで改修工事をする
世間様が夏休みになるとそれを狙って仕事が入るようになるのだ。
「すんません、で
来週の工事は布勢さんが運転で、後俺と」
「責任者として厳さん、後、田村だとさ」
「あぁ、篠村は居残りですか、
はぁ、本当設計誰でしたっけ?」
「浜田」
「あぁ、やっぱり浜田さんかぁ……」
「帰りに部長と話したんだけどな?
ミスは浜田で確定だとさ」
「アレ組んだの俺なんすよ。ちゃんと図面通り組んだのに……」
「仕上げしたのは儂ですが?
まぁ、来週で良かったよ、
もし、今日だったら 儂 ブチ切れてたかもなぁ」
カレンダーでは明日発売だが
もしかしたら今日並んで居るかもしれない
実際に前売りしてるかどうかが問題じゃない、
確認しに行けるかどうかが問題なんだ。
理不尽?知ってます
「いきなりっすね、布勢さんがキレるって、
今日なんかありました?
今期布勢さんのハマッてるアニメとかないし……」
「山、何時もいってるがボクはオタクじゃないよ?」
なんでこいつは儂をオタクにしたがるのか
「はっ!何言ってんっすか?布勢さんを見てどこが違うと?毎月ラノベの発売カレンダーで予定を立て、美少ゲーが部屋に積まれ、本で壁が出来てる人がオタクじゃないと?
ってか同人新刊を求めて人工島のイベント即売会に開場三時間前から並ぶ人がオタクじゃないとか俺は認めませんって」
「む」
痛いところを突きおる。
「はい布勢さん、好みの女性は?」
「巫女さん」
迷いは 無い!
「……オタクです。」
「別に巫女さん好きがオタクって訳でもないだろ、それにコスプレの巫女とか嫌いだし」
何なのアレ、
あのペラいテカテカした生地は舐めてんの?
巫山戯てんの?
巫山戯るって
『巫女さんと山で戯れる』って感じで
すっげー字面が、こう、
うん、なんか来るよな!
巫女さんと戯れたい、
一緒に子狐を愛でたいなぁ
あ~またズレてきたな
--カット
「布勢さんの場合ニセモノで妥協するんじゃなくて『本物』にこだわるって感じで、より業が深いって思うんですがねぇ」
「…………」
「ふっ、勝った。っと、そろそろ着きますね」
「あぁ、で、お前さんは何を目当てに?」
「カルガンっすね」
「刀狩りの拳銃版か?」
狩る ガン
癌で医者物ってのも有りか?
「いや、違いますからね?リリカル・ガンスミスってアニメです!」
『リリ【カル・ガン】スミス』
……リリカル、ねぇ。
「また、魔法少女物か?好きだねぇ」
「褒め言葉です。魔力を弾丸にして射撃を競う競技が一般的な世界でオリンピック見たいな世界大会に出て優勝するって夢を持った少女がヒロインで、その少女の夢を叶える為の魔法銃を作る為の技師の勉強をしてるってのが主人公なんですが
ヒロインの恋歌ちゃんがまた可愛くてですね?
ライバルキャラの………………魔法が………………テスト…………戦闘シーン…………ポロリが…………………………めぼしい………………々……………王道…………………………でですね、
『変身』が無いってのはまぁ世界観的に仕方ないんですが、もうちょっとユニフォームに着替えるとかでサービスシーン増やして欲しいなぁ。とか思うわけで」
「なぁ」
「はい?」
「ヒロイン何歳?」
「小5ですね!」
「……何も言うまい、
着いたぞ、続きは帰ってネットにでも放り投げろ」
危険物は同類に任せるに限るからな。
ありがとう!ありがとう!
そしてあなたに
(>人<;)御目汚し失礼!




