サーチ・ファインド
結論から言えば、海底洞窟の奥地には、ボスの存在することを示す結界と扉が存在した。スクリーンショットによってそれを共有した俺たちは一度撤退し、撃破したボスの確認など諸々の下準備を進めていき、気づけば海底洞窟発見からひと月、ゲームの開始からは2年(リアルタイムではもっと短かったはずだが、あまり覚えがない)経っていた。
「リアルに戻ったとして、ゲームやる前のように活動できんのかね…これ」
「うーん…確かにそれは考えないといけない問題ではあるなぁ…」
「確かにその通りだね」
「うわっ…と…」
「上から来ただけで驚かれるなんて、心外だなぁ。私傷ついちゃう」
「逆上がりさんの登場の仕方が問題だと思うトナ」
「でもこれがアイデンティティのようなものだからねぇ…」
相変わらずどうやって飯を食ってるのかが分からないトナカイさん、マヨネーズを露骨に回避するアンダーテイカーさん、唐突に上から降ってきて相席し始める逆上がりさんと俺の4人でテーブルを囲んで飯を食う混沌とした状況。
「誰だよ全く…こんな混沌状況にしたやつ、そんなヤツ死んじまえ」
「「「「うっ、突然の死」」」」
全員まとめて死んだふりを始めるあたり救いようのない部分があるとしか言えない。自分のことも含めて。
「飯食ったら暇つぶしにちょっと狩り行きません?」
「お、いいねー。私は行くよ」
「トナカイさんは?」
「…もちろん行くトナ」
「無理に一人称のない会話しようとしなくていいから、もうホント」
と、そんなこんなで緊張感のないソロプレイヤーたちによるハンティングが敢行されることになった。
お仕事してたら時間オーバーしました。予約投稿も考えてみるか…?




