◼︎登場人物紹介(1-9)
⚪︎辺境の人々
エレノア(17)
神殿前に店を構える薬屋の店主であり、薬師。前世の記憶や薬学生としての知識を活かして薬を開発・販売する。
試したいことや一度思いついたことは成果が出るまで没頭するタイプ。特に前世の記憶を取り戻してからは、部屋にこもるあまり周囲の人々にも多く愛想を尽かされてきた。
将来の夢は、おいしい薬を作り、世界に広めること。
ホリー(18)
神殿で働く治癒師。治癒魔法を使える一握りの優秀な魔法使いの一人であり、特徴的な金色の瞳を持っている。
物腰柔らかで気の利く青年。友人であるエレノアの夢を応援し、ことあるごとに薬屋のことも宣伝してくれるいちばんの協力者。
治癒師の仕事が多忙な中、王都にいる恋人と前途多難な遠距離恋愛中。
ディエゴ(42)
街で工房を営む魔導技師。建築から小さな魔導具の製造まで、街の力仕事や技術職を幅広く請け負う、職人たちのまとめ役である。
エレノアの薬屋の売上の五割以上を担う、大口のお客さんでもある。
エレノアの父に昔から世話になってきたので、エレノアを助けることで少しでも恩返しになれば、と思っている。
⚪︎王都の人々
レイモンド(21)
王国騎士団の二級騎士、人呼んで“先駆けのレイモンド”。
二つ名の通り、部隊の先陣を切る露払い役の騎士。それゆえに怪我をこさえることも多いが、なぜか神殿での治癒を受けようとしない。
遺跡調査の失敗時にも、神殿に行かずそのままにしていた傷をエレノアの薬で治療してもらった。
王都ではかなりの有名人であり、その若さと見た目、武勇伝の数々から、若い女性からは黄色い歓声を浴びることも。
ロゼ(20)
王都の神殿で働く治癒師であり、ホリーの恋人。
ホリーからエレノアの『おいしい薬』の話を聞いて、興味津々だそう。




