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【連載中止】魔族が悪というのは偏見です。  作者: 天野 星屑
魔界    
32/35

32:討伐

投稿が遅くなってすいません

「とど、けっ!」




思い切り飛び上がり、斧を振るう。せめて顔には当てねえと。





 当たる、と思ったが怪物に避けられる。いきなりしゃがむとか、人間臭い動きをしやがって。






「やべっ」




真下にいる怪物が、今度は浮いたままの俺に腕で薙ぎ払おうとしている。魔法は………間に合わない。





「だったら……!」



斧での迎撃を選択する。腕に照準を合わせて……




思い切り振り抜こうとしていたが、怪物の動きが止まったことでその必要が無くなった。







魔人の兵士ってマジで優秀だな!ホント助かる。俺の窮地を見てとったのか、怪物の気を引いてくれたようだ。






「突出するな!全員で抑えるぞ!」






隊長さんが、そう叫んで来る。






「了解!」





どうやら、他の戦闘は終わりを迎えつつあるようだ。他のみんながやったんだ。俺達も、きっちりやんないとな!






「魔術師!まだかぁっ!」







「もう撃てる!全員離れろ!」





その言葉を合図に全員離脱する。怪物は動き自体は遅いし、大丈夫だろう。






「撃てっ!」







「“エクスプロージョン”っ!」






紅蓮の豪華が怪物を包み込む。




「やったか?」





フラグ立てんな馬鹿野郎!そんな分かりやすいこと、わざわざ聞かんでも良いだろ。






「グルアアァァッッ!!」





ほらな、だから言ったんだよ!フラグ禁止!






『カケル、今のお前なら切れる!行け!』






「ああよっ!」




満身創痍で動きが鈍っている怪物に迫り、その首を落とす。



「ウ、オオォォォ!」





「勝ったぞ!」






やがて人々は宴の用意を始める。まるで、魔物の襲撃など無かったように、力強く、たくましく。この村は進んでいく。

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