表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
母の歌  作者: 桜姫
6/7

母の真実

お久しぶりです。


不安がってる花を後藤先生が元気にします。


果たして先生の言葉は花に届くでしょうか?

花は病院で後藤先生に相談した。


「先生。私妊娠しました。」


「それは、良かったじゃないですか。」


「ですが、私不安なんです。私の病気は遺伝性でお腹の子も同じ病気になるかも知れないからです。」


「そうですか。妊娠して不安になる気持ちはよく分かります。ですが、お腹のお子さんは花さんに希望の光を照らしてくれる存在になってくれるかも知れませんよ。」


「希望の光ですか?」


「はい。花さんはいいお母さんになるかも知れませんよ。」


「本当ですか?」


「はい。花さんのお母さんはいいお母さんです。あんなに素晴らしいお母さんは花さんのお母さんだけです。」


「そうなんですか?」


「はい。花さんは今までお母さんと喧嘩ばかりしていたでしょう。ですが、お母さんは花さんの事を影で応援していましたよ。実は、お母さんから花さんが妊娠した事を聞いていました。その時は半分信じていませんでしたが、今日花さんからも妊娠した事を聞いて確信しました。」


「花さん。今花さんが流している涙は希望へと変わる涙ですよ。」


それを聞いた花は涙を溢しながらこう言った。


「私は今までお母さんの事を信用していませんでした。しかし、今日先生がお母さんの事を話してくれてお母さんの事を信用してみようと思います。」


「花さん。童神はどんな歌でした?」


「生まれたばかりの子供をあやすお母さんの気持ちを歌った歌です。」


「子供の将来を思う母の気持ちは子供が大きくなっても一緒です。その事を忘れないでください。」


「はい。先生。ありがとう御座いました。」


と話していた。


花はその夜賢二と話していた。


「賢二。」


「どうしたの?花。」


「明日実家に帰る。」


「そうか。」


「お母さんに謝りたい事があるから。」


「そっか。分かった。」と話していた。

後藤先生が花を前向きして花は母親に謝る決心がつきました。


次回、花は、母親に謝り出産に挑みます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ