第四十七話
少し気まずさのある、しんみりした空気感を小夜が変える。
「そういえば明日だね〜!」
何が、と言いかけて思い出す。
「ゲーセンのことか?」
それに対して、うん!と明るい返事を返す小夜。
朝も同じこと言っただろ、という言葉は、飲み込みきれないまま吐き出してしまった。
「んー、そうだったっけ?楽しみすぎて2回も言っちゃったのかも?」
そんなことを言う小夜は、全身から楽しみだというオーラが溢れ出ていて、思わず目を逸らす。
小夜の反対側はただの廊下。それでも、他の人からも土日が楽しみ、という感情が隠しきれていない。
月曜日とか保健室ならまだしも、金曜日の廊下でこんな苦しそうにしているやつ、おれ以外にいるわけないか。
そう思い、周りを見ることをやめようとした。
けれど、視界の端に映る小夜があまりに恐ろしげな視線をしていて。
結局、目をそらしたままになった。
無言で歩いている内に、図書館に到着したらしい。
「目的地に到着しました。運転、お疲れ様でした」
そんな音が聞こえてくる。
まあ、運転したのはおれじゃないけどな。
というより、父さんがナビを使うなんて珍しいな、などと思った瞬間、ふと疑問に思う。
誰も運転なんかしていないはずなのにな、と。
そう思った瞬間、もう飽き飽きするほど聞いた声がおれの耳に届く。
「ねえ、どーだった?似てた?」
そんなことを言われて、やっとそれが小夜の声であったことに気づかされる。
「似てた。てゆーか気づかなかった。」
自分の返事が段々と冷たくなっていっていることに気づきながらも、どうにか冷たく聞こえないよう意気して明るい声で返事を返す。
「ほんと?やったー!」
練習した甲斐があったよ〜、なんて明るく言っている小夜の瞳は、まるで声とは違う感情を映していた。
1月からこんにちは!如月です!
いやー、お久しぶりですね、投稿。
真面目にゲームルームで。がここまで続くとは思ってなかったからびっくり
まあ、それはそれとして14日投稿分かけてないので書いてきます
この感じ、なんとなく懐かしい。毎日投稿に似てたのかな。
ではまたっ
Thank you for watcing!
seeyou!




