第三十五話
今日くらいは安静にしておく。
早くも、その宣言は崩れかけていた。
「寝れねぇ…」
声をどうにか抑えたけれど、本当の所は
『寝れねぇよ!!』
というくらい叫びたかった。
だがおそらく隣の部屋で親が、そして反対隣に姉さんが寝ているので自粛する。
親はどうにでもなる。精々心配されるくらいだろう。
問題は姉さん。
起こしたが最後、最低でも3日はグチグチ言われる。
それだけは勘弁だ、と思い、叫びたいという欲はそっと心の中に仕舞い込んだ。
現在、23時15分。スマホの時計が正しければ。
22時に寝る、と宣言して以降、約1時間以上もの間、寝られずにいる。
音楽でもかけるか、と思ったものの、スマホから直にかけたら姉さんが起きてしまう。
かといって、わざわざイヤフォンをベッドから抜け出して取りに行く気力もない。
諦めてスマホに日記でも書くか、と今度はスマホを手に取るものの、あまりに寝ている時間が長すぎたせいか書くこともなく、スマホを持ったまま寝っ転がっているままになってしまう。
夢について書こうと思ったが、そういえば姉さんに禁止されていたことを思い出す。
ちなみに、姉さん曰く、『夢に影響されすぎるからダメなんだって。やるなよ?』
とのこと。
夜半たちは…寝ているかゲーム中だろう。
それに、起きてないで寝ろ、と言われて会話が終わる可能性もある。
結局、暇を持て余したままだ。
律から貰った小説の原稿?は読み終わった。
ゲームをしているときは眠くなるのに、今日みたいなゲームをしない日に限って、眠くならない。
それでも無理やり寝ようとして、目を閉じる。
目を閉じる寸前に見えたのは、星が降る空と、更待月、という名前らしい月が雲に隠されているところだった。
23時15分。私は起こされた。
そして3日経った今でも恨んでいる。
はい。0時投稿が無事に途切れました。
今日の内にもう1話書かなきゃいけないんでこの辺で。
見たくださった方ありがとうございました。ではまた。




