第二十話
私はどこにも行けない、そして家には誰も居ない。
こんなとき星がいればな、と思う。
「助けて、」
自分でも無意識に、目から涙が頬を伝って、顎先からこぼれ落ちる。
そういえば、昔もこんなことがあったな、と思う。
ただしその時は、ゲーム内で、だったが。
懐かしいその記憶を、そっと掘り返す。
2、3年が経った今ではもう、すっかりやらなくなったFPSゲーム。
名前すら忘れている。
慣れないゲームなんかをしたからだろうか。
私は、一緒にプレイしていた幼馴染の中でも1番デスをして、そのたびに誰かに助けてもらっていた。
そうして白星が続いた私は、調子に乗って、ひとりで敵に向かい、当然のようにデスをした。
助けてー。
そう言っても、私はひとりで離れてしまったから、誰も助けに来られない。
次第に、私は怖くなっていき、ついに泣き出してしまった。
『誰か、誰でもいいから、』
涙声になりながら、幼い頃の私はその一言を発した。
『助けて、』
その言葉に反応した星たちは、口々に待ってて、といった。
泣きながら待っていたそのとき。
私を呼ぶ声がした。
その声を聞き、涙を拭いた後に見たのは、敵が驚くほど簡単にキルされていく画面だった。
その中でも、星は敵に接近戦を仕掛けて、長距離武器ばかり持っている敵に有利を取ってキルしている。
そしていつの間にか、私も戦闘可能の状態に戻されていた。
敵を全員キル…せんめつかんりょう?って言った星は、
『もう大丈夫だよ』
ほら、前を向いてみて?
そう言われて前を、正しくはゲーム画面を見ると、少なくとも私の視点からは敵はキルされていて。
私の目の前には、星が使っているアバターがいた。
『せ、い…?』
誰に聞いたわけでもない疑問が、口からこぼれ落ちる。
『そうだよ、だから安心して。』
その言葉に安心した私は、一気に泣きだした。
まるで、今の私みたいに。
「まぁ、あの時と違って、星はいないんだけどね」
あやばいとか思いながら書いてます。
なう23時30過ぎ。
やばい。まずい。と思いつつあとがきは書く。なんでなんだろ。
見てくださったかたがたありがとうございますっ
もう寝ます。なんてことはありませんが明日分書くので失礼します。




