第十四話
『今日22時からできる人いる?』
どうせ夜半だろうと思い、スルーしていたグループ宛のメッセージ。
そのメッセージの送り主は、予想に反してユリだった。
珍しいなと思いながらも、夜半と月先輩の返答を眺める。
夜半は当然のように参加。月先輩も、今日は珍しく現時点で起きているらしく、参加するらしい。
大体の日は24時まで寝てるのに。今日は珍しいことばかりだなと思ったが、
おれも夜半を巻き込んで夕方からゲームしたからお互い様か、と思い直す。
『僕もできる。久しぶりに全員揃ったな』
少し素っ気なかったな、と送信後に思ってしまう。
ユリ…小夜に、動揺してますって言ってるようなものじゃないか。
『えっ、師匠起きてるの?珍し〜!』
ユリがおれの言葉に触れないのは優しさか、はたまた動揺しているだけか。
どちらにせよ、おれとユリからは、気まずさが滲み出ていた。
こんなんで大丈夫なのかな、と早くも戦績が不安になったが、今日は天下の月先輩がいる。
きっとなんとかしてくれるだろう。
本来、このチームはあまり戦績を気にしない所か、むしろ遊びながら戦うのだが、それでも白星が増えたら嬉しいし、あまりに低くなりすぎると敵が弱くなり、次にプレイするときに困る。
だからこそ、ある程度はリザルトも大切なのだ。
おれは、このゲームで多分一度も全力を出したことがない。
チュートリアルでは全力を出したような気もするけれど。
常に総合リザルトが小夜の下になるように気をつけていた。
そのことがバレないためにも、普段から少し手を抜いてプレイしていた。
だからゲームで全力なんて出したこともなかった。
それでも今日は、どんなに手を抜いてプレイしても、小夜を越える。そんな気がした。
短くてすみません。
けどこれで丁度総合文字数一万字なんです。(ドキュメント基準、空白・改行を含まない)
今までの最高記録を遥かに越えてしまった。今までの最高が5000字程度だから2倍…
というよりこれ前日の5時に書けた私天才すぎる。(自画自賛)
今回も見てくださった皆様ありがとうございます!
まだしばらくこいつらと私に付き合ってください!
次回:(きっと)今まで名前しか出てなかった新キャラ?登場。




