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第40話 公爵邸での晩餐会

晩餐会が始まります。

皆さんが集まりました。

給仕方々が緊張した面持ちで、お品書きを一人一人にお渡ししていった。

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〜お品書き〜

サラダ(和風ドレッシング) 

マカロニサラダ

ほうれん草の胡麻和え

根野菜と鶏肉の筑前煮

鳥の照り焼き

豚の生姜焼き

具沢山味噌汁

切り干し大根

ナスの煮浸し

(好き嫌いがあるので残しても可)

ナスのチーズ焼き

きゅうり(ミソをつけて食べる)

おにぎり(梅、コンブ、シャケ)

焼きおにぎり(お茶漬けにしても可)


いちご大福

プリン

パウンドケーキ


おかわりの際は、近くにいる給仕にお伝えください。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


皇国の方たちはジャポング皇国の言語で書かれたお品書きを渡した。

フォールズ王国の料理のお品書きも渡しました。


そして、味の好みが日本と同じかわからないので、全て小鉢にし、一人一人のお盆に盛りつけて、出しました。


公爵邸では、すでに試食として出しているので、やはりナスのお浸し以外は大好評だった。とりあえず、ナスの煮浸しは出すことにした。追加でナスのチーズ焼きを出してみた。本日の晩餐として、全員同じメニューです。もちろん、フォールズ王国の料理も辛さと塩味を控えめにして出してみました。


ジャポング皇国の皆様方はびっくりされていた。いつものフォールズ国の料理が出てくるものと思っていたものが、ジャポング皇国のような料理が出てきたので、驚かれていた。


「まぁ、これは我が国の料理ですか?わざわざ作ってくださったのですか。お品書き?ですか。これは何の料理か分かりやすくいいですね」


「ほー、これはいい。少量ずつたくさんの種類を食べられるように考えている。どれどれ、私はまず、鳥の照り焼き?というものをいただこう。う、うまい。これはうまい。セユで絡めた鶏肉。なのにうまいぞ。お前たちも食べてみろ」


商人会頭で、伯爵の位を賜ってあるダケーダ伯爵です。皇后様が急遽自分たちがきてしまったので、一緒に晩餐会にしましょうとなりました。


「このほうれん草に胡麻和えてあるものは、とても美味しいです」


「あー、味噌汁がホッとする」


みんな口にあったようだ。


「アラベルト公爵様、貴殿のところにジャポング皇国の料理人がいるのですか?ジャポング皇国の料理よりうまい味だ。あっ、いや、同じようにうまいです。いったいこれほどの料理の腕がある料理人を紹介していただきたい。どこの出身か聞いてみたいのだか」


「この料理を誰が作ったかは秘匿です。それにしても、この料理はみなさんのお口にあってよかったです。料理した者が口に合わなかったらどうしようと、心配しておりましたので、よかったです。あと、その者の要望なのですが、コメとミソ、あずき豆、もしあればミリン?セユを買いたいと申しておる。定期的に購入できるよう契約をしたいのですが」


「アラベルト公爵、ここは晩餐会の席。日を改めて,交渉させてください。作った料理人が誰なのか秘匿というのなら、レシピを購入することができるかも検討していただき、後日改めて話し合いをいたしましょう」


ユリ様とダーケダ伯爵はお互い目を合わせ頷き合い、アラベルト公爵の回答を待った。


「かしこまりました。後日、日程調整をし、双方の都合がよき日に改めて会談させていただきます。よろしくお願いいたします」


「アラベルト公爵様、無理なお願いかもしれないのですが、本日の料理をもう一度作っていただきたいのです。皇帝陛下や皇太子にも食べさせてあげたいのです。お願いいたします」


「ユリ様、料理については料理人と話をして、良い返事ができるようにします」


「無理言って申し訳ございません、アラベルト公爵様。何卒よろしくおねがいします」


ユリ様たち女性陣はドレスや髪飾りを購入していった。男性陣はゲームでの勝敗など、お互いを讃え合い、また遊ぶことを約束していた。

今回も無事終わりました。


「アイリ嬢、今日はありがとう。ジャポング皇国の方達が満足して帰っていった。本当にありがとう。そして、皇帝陛下や皇太子殿下への料理もまた考えて欲しい。再度会談の場を設けることになる。その時はよろしく頼む」


「アルベルト公爵様、かしこまりました。料理はまた、用意いたしますが、同じようでいいのでしょうか?ユリ様は皇帝陛下と皇太子様に食べさせたいとおっしゃっておりましたが、同じメニューと別なものを用意した方がいいでしょうか」


「そうだな、申し訳ないが今日のものと他に別のメニューも用意くれるとありがたい。アイリ嬢本当に申し訳ない。外交手段に使ってしまって申し訳ない。君のお父上にも謝罪する。

それに、ゲーム類も気に入っていたようだ。その時に進呈できるようにお願いしてもいいだろうか」


「アルベルト公爵様、ゲーム類は父と相談します。追って連絡いたします。私たちも、外交会談は成功して欲しいと思っております。父に伝え、協力できるよう尽力を注ぎます」

お兄さまがキリリとしている。やっぱりかっこいいなぁ。うちのお兄さまは。嫁はどこよー。早く出てきてー、と声を大にして言いたい。


そしてお開きになった。

帰る馬車で、お兄さまと男性陣がどのように過ごしたのか聞いた。


「いやー、リバーシなど盛り上がったよ。将棋はみんな初めてだったから、覚えながらやっていたが、あれは奥が深い。チェスと似たようで違う。戦略がみんなすごかったよ。頭は使うが楽しいよ」


さすがリバーシ。どの時代、どの異世界転生でも圧倒的人気のゲームだ。これを考えた日本人はすごい。

前世のゲーム類はパクらせていただきます。考えてくださりありがとうございます。活用させていただきます(合掌)


その後、再度、王城で会談が行われ、無事、両国調印も終わり会食が行われた。前回公爵邸での会食メニューに加え、定番の肉じゃが、唐揚げを追加した。夜は、なんとバーベキューにしたようだ。安全性は、宮廷魔導士アグリ様登場です。徹底的な安全性を保っての男性陣のバーベキュー大会。秘伝の焼肉のタレ。

発案者は国王陛下です。夫婦の日で子供たちと一緒に食べたバーベキューが楽しかったので、ぜひジャポング皇国の方々に楽しんでほしいということで、バーベキュー大会になりました。


女性陣は焼肉の煙で匂いがついてしまうので離れて、うちのお母さまのお茶会で使用したアフタヌーンティーセットでの会食です。そのほかに、前回の日本食メニューは給仕に注文すれば、小鉢セットを持っていきます。ご注文あれ。


といってますが、私は家でのんびり、領地に行く準備をしてます。


ちなみに、セユ(醤油)、味噌、みりん、酒、わさびコメ、小豆などを我が家に卸していただけることになりました。ありがとうございます。

それと引きかえにレシピなどは、お渡ししました。


そして、とうとう領地に行きます。どんなところだろう。アイリさーん、領地の記憶が、館しかないのですが。この子は外に出なかったのか?

楽しみな領地です。




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